「香子は、守られてばかりでは居たくありません」
　親が決めた婚約者。しかし8年前の事故で征志郎に助けられて覚醒(能力の発現はなかった)狂ったように愛情を爆発させるようになった。
　小さくても可愛くても強くて頼もしい、いつの間にかたくさんの人に囲まれている英雄のようなあなたが愛しい。
　お互いの感情が「恋愛」でないことを理解しているが、今はそれでもいいと思っている。

「ご心配なく、征様の事以外であってもしっかり調べて参りましたのよ」
　カヴァーの仕事の合間にいい塩梅で補佐をしている。やることはやってくれる人だと理解しているので追いついていない部分はこっそりサポート。
　多分親同士は知り合いなので顔見知りかもしれない。

「香子には……できません」
　UGNでの訓練中、彼女の防衛機制により発現。そこから趣味に転じとある資産家に目を付けられて有名に。
　自らの血を用いる為かまるで生きているかのような作品として有名。従者を出している時だけは感情が抑圧され元来の性格のようになってしまう。
　人形は動物や少年少女の姿を象ることが多い。