容姿・経歴・その他メモ

なんとなくくりくりふわふわしているタイプの犬系女子
ご飯をくれる人にはついて行っちゃいそうになるので同じシーンにいる人は止めてくれたら嬉しいです。
軽功と十徳指を駆使してどこでも入るしどんな場所でも進んでくので泥棒は天職なのかもしれない。
今のチームに入る前別の組織で暗殺術も習っていたので狙撃とかもできるよ
ただ、捨てられることは慣れてても失うことには慣れてないので多分みんなが死んじゃったらメンタルクラッシュしちゃうと思う。
ハイウェイドッグスのみんな、大好き！！！！

履歴

小学生の頃、片親だった父親が薬で捕まった。
身寄りがなくなった可哀想な子どもであると同時に犯罪者の子どもというレッテルを背負うことになった草花を引き取ろうなと言う優しい親戚はいなかった。
唯一嫌々ながら首を縦に振った親戚も彼女の義務教育終了とともに少ない金を持たせ彼女を家から追い出した。
当たり前と言うべきか、住む場所もなくすぐに稼ぐ方法も見つけられなかった草花はしばらくして行き倒れることになる。
過酷な環境へのストレスのせいかはたまた別の理由があるのかこの前後の事ははっきりと覚えていない草花だったが結果として意識がはっきりした頃にはオーヴァードとして覚醒していた。
よくわからないが体が軽く力が溢れてくる。
気分の乗るまま地面を、壁を走っていた所をある男に声をかけられた。
草花自身その男がその時話していたことは1割も理解してなかったしほぼ覚えていないがご飯と住む場所をくれるというのでついて行くことにした。
草花に声をかけた男はある犯罪組織の幹部だったのだがとうとう草花がそれを理解することはなかったようだ。
数ヶ月という短い期間ではあるがここで草花は犯罪の技術とオーヴァードとしての力の使い方を身につけることになった。
なぜ数ヶ月でその組織を抜けることになったのか、殺されかけたのだ、草花を組織につれてきたその男に。
「残念だ、お前のことは結構気に入ってたんだけどな、メンバーと言えどこの事を知ったからには生かしとくワケにはいかねぇんだよ」
草花は男にそう言われたが草花に心当たりは一切ない、なぜって？偶然見てしまったその秘密について一切意識して見ていなかった上に記憶していなかったからだ。
結果彼女自身からみれば よくわからないけど世話になってた人に命を狙われた という理不尽極まりない状況の完成である。
愛銃一つ持って命からがら逃げ出し再び生き倒れてた所を現在の組織に拾われたのである

過酷な人生を過ごしてた彼女だが単純な性格と彼女自身の感性がマヒしているのもありそんなに辛いと思ってないしなんなら今はご飯にありつけてるのでラッキーくらいに思ってる。
実際、運がいいというのは事実かもしれない。


もし、草花の幼少期に母親が一人で出て行かなければ数週間後、彼女は母親と共にトラックに轢かれて死んでいた

もし、草花が小学5年生の頃父親が捕まっていなかったら数週間後、彼女は酔った父親に襲われていた。

もし、草花が中学卒業と共に親戚に家を追い出されていなかったら数週間後、彼女は家に押しかけてきた強盗に親戚諸共惨殺されていた。

もし、草花が組織の秘密を知って命を狙われていなかったら数週間後、彼女は自身に課された無茶な任務で本当に命を失っていた。

もし、草花の所属していた組織がギルド所属だったら数週間後、今のチームに入った事を嗅ぎつけられ追っ手を差し向けられ今度こそ命を失っていた。

自身に起こり得なかったこの事実を彼女が知ることはないがある意味で運がよかった…マシだったのはやはり事実なのかもしれない。


「とーにーかーく、今は前居たところよりみんな仲良くしてくれるし、私も楽しいよ？」

まあそれなら…彼女自身今が幸せなら、それでいいのかも…

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