容姿・経歴・その他メモ

【概要】

　N市に住む少女。“神無き世界(ミスルトゥ・ペイン)”名義で動画投稿サイトなどを中心にオリジナル曲の動画を投稿している所謂“歌い手”。同時にUGN・N市支部に協力するUGNイリーガルでもある。
　過去の出来事によって両膝下を欠損しており、屋外での移動はUGNから支給された特注のパワードスーツを利用している。

・歌い手“神無き世界(ミスルトゥ・ペイン)”
　その歌唱力と世間に蔓延する“美星恋(アイドル)信仰”に中指を突き立てるような歌詞から、十代を中心にカリスマ的人気を得ている歌い手。今時の歌い手には珍しく、リアルイベントへの参加や歌以外の配信などは一切行わないことからその正体は不明。
　活動スタイルから、にわかやアンチには『アイドルアンチ』だと誤解されることも多いが、実際は『美星恋だけが究極で完璧なアイドルであり、今のアイドルは到底及ばない』と語る懐古主義への反発に近い。

【人物】

一人称：ボク
二人称：キミ、○○さん、〇〇センセイ(親しい歳上など)
三人称：彼、彼女、あの子、あの人、あいつなど

好きなもの：歌、一生懸命な人、アイドル
嫌いなもの：懐古主義、アンチ、個性の否定、アイドル信仰
好きな食べ物：フライドポテト、韓国冷麺、シーフードピザ
嫌いな食べ物：グレープフルーツ、セロリ、チシャ
趣味：音楽活動、ゲーム、おしゃべり
特技：機械弄り、アンチの特定、家事全般
苦手：鬱ゲー、古典、高難易度なレトロゲーム

〈性格〉
　陽気で人懐っこい性格。初対面の相手にも遠慮なく話しかけに行くが、慣れ親しんだ相手とはそれ以上におしゃべりをしたがる。基本的には明るくて親しみやすいが、過去の出来事もあって、時たま言動にアイドル社会や自分への毒が混ざる。
　憎悪しているのは美星恋への行き過ぎた信仰のみであり、現役のアイドルやそれを目指す少女には好意的。特に『自分が美星恋を超える』といった野望を抱いているアイドルは大好きであり、何人かに楽曲提供を行ったこともある。

　基本的にはイリーガルよりも歌い手としての活動がメインだが、作業が早く、暇になる時間も多いのでイリーガルとしての出動頻度は高め。真面目で優秀だが、事件にアイドルが絡むと露骨に機嫌が悪くなる。

〈容姿〉
　雑に肩口で切り揃えた薄緑のショートヘア。両膝から下は欠損しているが、これは『アイドルには絶対にならない』という覚悟から、自分の手で切り落としたから。(その後UGNにバレて、めちゃくちゃ怒られた)
　過去の事件で手に入れた“遺産(後述)”の副作用で、右目はほぼ失明している。
　基本的に家から出ることがないので、服装はほぼ下着。一応の防寒対策として昔懸賞で当たったパーカージャケットを羽織っている。数少ない外出時は、UGNから支給された支援機械“白鎧”に搭乗している。

【異能】

──UGNオーヴァード評価基準

　ブラックドッグ/モルフェウス/ノイマンのトライブリード。
　ブラックドッグの“生体電流”、モルフェウスの“砂”、そしてノイマンの“知恵と技術”を兼ね備えたトライブリードらしいトライブリード。あざみ本人のオーヴァード能力はそこまで高いものではないが、所持する遺産“フェアリーテイル”とUGN支給の最新鋭装備“百鎧”の能力、そして本人の覚悟が決まりすぎていることからスペック以上の能力を発揮する。

『白鎧』
　UGN協力の見返りとして支給されているRラボ謹製の試作品。見た目は白狐をモチーフにしたずんぐりむっくりのロボット。多種多様な装備を内蔵し、日常生活から対オーヴァード戦闘まで対応する万能機械。主武装は右腕部に内蔵された試作型レーザーランチャー。
　ただし、動力は内蔵されておらず、ブラックドッグシンドロームのオーヴァードが乗り込んで電力を供給する必要がある。また、このスペックの機械を2m弱まで小型化した結果、内部のスペースが非常に狭くなっており、あざみのような体躯の人間にしか操縦できない。

『フェアリーテイル』
　あざみが所有する“遺産”。とある任務であざみの手に渡り、そのまま契約することとなった。
　元は異教の僧兵が所有していたというマスケット銃だったのだが、あざみとRラボによる魔改造の結果、白鎧の内蔵兵器となっている。現代の火器を凌駕する精密性と破壊力を持つが、副作用として使用者の“利き目ではない方の視力”を失わせる。

セッション履歴