2歳下の妹と両親の4人家族、長女として育つ。妹がかなりかわいがられていて、ある程度放任されてきた。
妹とは仲が良く、休日もよく二人で出かける仲だった。

大学生の頃、縁あってUGNに非オーヴァードとして関わり、所属することになった。
高校生から付き合っていた彼氏がいたが、UGNへの所属を理由にまだ好きだったが別れる。
元カレとは

24歳頃、UGNでの生活も慣れてきた頃に妹の結婚報告が届く。
その相手は、まだ想いを寄せていた相手・元カレである男だった。

それにショックを受け、その事実から逃げるためにちょうど行われようとしていた実験に自ら志願した。
当時の記憶はあいまいだが、気づけば自分はオーヴァードに覚醒し、右足を失っていた。
(研究者の談では、覚醒前に失われた足は《リザレクト》で戻らなかったらしい)

妹夫婦は4歳の子供を育てているらしい。はがきが送られてきた。
まだ顔を合わせたくはないため、話したいと打診を受けているがすべて断っている。
お祝儀は送った。

一言で：元カレを妹に寝取られたショックでオーヴァードになった人。
性格：(田舎でなんにも起こらない場所だから)楽観的、穏やか。
口調：研究者気質が染みついてちょっと固めな部分がある。

一人称：私
呼び方：キミ　(下の名前で)〇〇くん、〇〇ちゃん

好きなこと：アクセサリー収集(特にイヤリング)、海をただ見つめること(心が穏やかになるから)
苦手なこと：緊迫した状況(逃避癖が若干ある)

ちょこっとエピソード：恋愛相談をされると「私は見る目がないから……」と死んだ魚の目になる。

イメージ：旅にでも出よっか/キタニタツヤ

○PC①：井出衛と神崎津軽

倒れているところの発見者であるため、基本二人に対しては心配したり気に掛ける感じ。
困ったことや不安なことを解消したい、という思い。

〇PC②：大撥条海人

微笑ましく見守っている。友達ができるといいんだけど、この辺に同年代の子少ないしな……と思っている。
ジェットスキーに乗っているところを見るのが好き。

〇PC③：三条響玖

お世話になっている人の娘で気に掛けているが、それ以上に戦闘面ではものすごく信頼している。
許されるなら「キミは未来があるから……」みたいなお節介厄介おばさんムーブとかもできるかなと考えています。

〇七尾野々市

支部長としての信頼と、自分が非オーヴァードとしてUGNで働いていた時期があったり、同年代だったりで共感する部分も多い。
どうかオーヴァードに覚醒しないで欲しいと思っている。

〇三条五泉

ヤケになっていたところを拾ってくれた恩人。今は友人として良好な関係を築いている。
焼く料理以外にも覚えなよ、と思っているのでたびたび簡単につくれる！みたいなレシピ本をプレゼントする。

" キミという朝が 私の夜を孤独に染めた "




ダブルクロス The 3rd Edition
CPscenario：ラストナイト

前篇 #1 love letter in the bottle
後篇 #2 End of the loneliness

システム：ダブルクロス3rd
シナリオ名：ラストナイト（作：ねこのすけ様　"水"テーマシナリオ集『Human 2 Origin』掲載）
プレイ人数：4人
PCの消費経験点：15点＋イージーエフェクト6点
プレイ時間：5～6時間
推奨技能： ⁠事前情報 参照
環境：基本1・2＋上級ルールブック
キャラクター作成 ：フルスクラッチ

●作成時ボーナス
PC①は〈情報:天原島〉、PC②③④は〈情報:星廻町〉をレベル1で取得する。取得には経験点を必要とせず、経験点による成長が可能。

天原島（マガハラトウ）・星廻町（ホシネチョウ）を舞台とする。
季節は七月後半。夏休み。

海上での戦闘、ギミック戦闘、残酷描写が含まれる。

●水質検査
この判定はPC④のみが可能。
〈知識:星廻の海〉で判定する。
判定を行なうにはシーンに登場していなければならない。達成値がレポートの出来栄えとなる。

昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は朝と夜とを繰り返し、変わらないように見えた。
だが、世界はすでに変貌していた。まるで別の世界のように。

"天原島の神隠し"────
招かれざる者が招くのは、果たして希望か、絶望か。


ダブルクロス The 3rd Edition
#1 love letter in the bottle


ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

ロイス：星廻海岸の調査　推奨感情：P尽力/N食傷
ワークス/カヴァー：指定なし/研究員
キミは今日も今日とて星廻海岸へとやってきた。
PC③の父親であり、アールラボ班長でもある三条五泉から譲り受けた仕事、星廻の海の水質調査のためだ。毎日変化のない調査を続けているが、果たしてこの調査に意味はあるのだろうか？
調査を終えて戻ろうとしたキミは、波打ち際に倒れているPC①と神崎津軽を発見する。

＜ロイス＞
1. D:触媒
2. 三条五泉　○P尊敬／N不安　□　　いつもお世話になりっぱなし/生活力の低さをなんとかし隊会員No.1
S:3. 三条響玖　○P信頼／N疎外感　☑　レネゲイド関連で真っ先に頼りにいく/まだキミは若いから……
4. 星廻海岸の調査　P尽力／○N食傷　仕事はやらないと/最近は水質調査の数値を予想しながら採取している
5. 流れ着いた2人　○P尽力／N不安　帰りたい場所があるなら、帰った方がいい
6. 大撥条 海人　○P連帯感／N心配　寂しくないだろうか
7. トワイライト　P好奇心／○N憎悪　☑　よくも野々市くんを

獲得経験点：23点

セッションに最後まで参加した：１点
トワイライトの襲撃を退けた：５点
Dロイス＋Eロイス：３点
七尾野々市を救助した/生存している：１点
トワイライトを救助した/生存している：１点
水質調査を行った：最大３点

最終侵蝕値(85)による経験点：５点
Sロイスを守り抜いた：５点

良いロールプレイをした：１点
他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った：１点
セッションの進行を助けた：１点
場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整を行った：１点

基本１３点＋救助成功分＋水質調査成功分＋最終侵蝕値＋Ｓロイス分

成長

《導きの華》Lv2　取得
〈調達〉Lv1→2
〈知識：星廻の海〉Lv5→6

・ウェポンケースを常備化
・セッション中にグレネードランチャーやボルトアクションライフルを調達する。

星廻町では毎日のように変わらない日常が繰り返されていた。私・天谷もアールラボに所属し、星廻町に面した海の水質調査を続けていた。
ある日、問題になるほどではなかったが星廻の海のレネゲイド濃度が上昇した。微かな違和感があったことから別箇所で水質調査を実施することを決定。
同日、砂浜に井出衛・神崎津軽が流れ着いていたのを発見。UGN星廻町で保護することになった。井出衛はオーヴァードに覚醒してしまったようだった。彼らは現在無人島になっている天原島から来たのだという。
また、神崎津軽の体内には海のRBが存在し、彼女のおかげで神崎津軽の命はつながったようだ。
彼らの話す天原島の伝承と星廻町の海還りの情報を統合、また海のRBの証言から、井出衛・神崎津軽はレネゲイドの存在しない平衡世界からやってきた「まれびと」である可能性が高いことが示唆された。

彼ら2人がやってきてから数日後、支部長である七尾野々市が襲撃される。また、三条五泉が「夜が孤独だと思いだした」と三条響玖に言い残し姿を消した。
七尾を襲撃したのは“トワイライト”を名乗る、神崎津軽によく似た白髪赤眼のオーヴァードだった。
目的は「UGNを排除すること」と「海のRBを連れ帰ること」だと名乗った。
UGN星廻町の支部員で対処、トワイライトを撃退し七尾の救出に成功した。トワイライトも救助活動の末、一命を取り留めることができた。
しかし、突如現れた《時空の裂け目》に神崎津軽と大撥条海人が呑まれる。
井出衛とよく似た顔の白髪赤眼の男は“リヴェンジャー”と呼ばれていた。彼は神崎津軽のなかの海のRBを使い世界をひっくり返すという。大撥条海人は人質だそうだ。
また、三条五泉は我々を裏切りリヴェンジャーと共に去った。また、トワイライトもいつの間にか姿を消していた。

「ラストナイト・プログラム」、天原島で過去に行なわれていた実験がふたたび動き出そうとしている。
三条五泉やリヴェンジャーが何をしようとしているのか、まずは暴き出さねばならないだろう。

運命の朝が訪れて、最後の夜を連れてゆく。

求めては怖れ、壊しては守る。
寄せては返す波のように、それはかつ消え、かつ結ぶ。
とどまることなくただ海は、白白しく染まるばかり。


ダブルクロス The 3rd Edition
CP scenario：ラストナイト
後編 #2 End of the loneliness

ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。

ロイス：星廻海岸の調査　推奨感情：P任意/N任意
ワークス/カヴァー：指定なし/研究員
キミは今日も今日とて星廻海岸へとやってきた。
毎日変化のない調査を続けていたと思っていた、けれどそうではなかった。もう少しで何かが掴めそうな気がする―――この調査に意味を持たせるのは自分自身なのだから。
推奨：〈知識:星廻の海〉

＜ロイス＞
1. D:触媒
2. 三条五泉　○P尊敬／N不安　☑
3. 大撥条 海人　○P連帯感／N恐怖
4. 星廻海岸の調査　○P尽力／N不信感
S:5. 三条 響玖　○P信頼／N不安　信じてる/おいてかないよね？
6. 三条 五泉　○P友情／N憤懣　大馬鹿/デコピン以上は帰ってから！
7. 井出 衛　○P誠意／N隔意　必ず元の世界に津軽ちゃんと一緒に帰って欲しい/帰るべき世界があるはずだ