容姿・経歴・その他メモ

愛する妻が死んだ。それからというもの、俺も死にたくても死ねない存在になってしまったらしい。
ジャーム化してしまったものは元には戻らないらしい。だったらお前たちはいったいなんなんだ？
オーヴァードとジャームと違いなんてないだろう。だから俺は区別なく殺した。
ある時、手練れのオーヴァードによって瀕死の境を彷徨った。
どうやら俺のレネゲイドは貧弱で精鋭に比べれば大したことがないらしい。
だが、力は意外にもすぐ近くにあるものだ。
代々家に伝わる禁忌には錬金術によって世界のマネーバランスを維持してきたらしい。知ったことじゃない。
世界のバランスを壊しているのはあいつらだろう。ヒビの入った鏡に亀裂を新しく作るか割れるか、その程度に過ぎやしない。
だから、俺は禁忌に手を出した。

設定資料
宮應家について
宮應家は南蛮からの秘術『錬金術』に目をつけ、その術式をしたためたものこそが『錬金秘本』
古くから伝わる豪商であり、安土桃山時代に南蛮文化との交流を経て頭格を現し、一時代を築いてきた。
だが過ぎたる力は及ばざるが如し。宮應家はその危険性をいち早く認識していた。
江戸時代中期頃には力を封印し、表舞台からは鳴りを潜めることで現在において家名を継ぐことができた。

戦後はGHQによる財閥解体において上記の封印が功を奏し、被害には合わなかった。
高度成長期まで『錬金秘本』による経済復興に尽力していった。
現在においてギヤ（歯車）に関する大手業界として各産業を支えており、政治にも一枚噛んでいる。

時の煉獄へと身を焦がし、復讐に満足し、穏やかな表情で『エクスマキナ』と共に閃光へと散って逝った。（キャラロスト）

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