【物理強度】普通
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】標準

日本国内愛知県の某支部に所属する、14歳の少年。
エンジェルハィロゥ、モルフェウス、ハヌマーンの3つのシンドロームを持つトライブリード。
支部では同時期に登録された同級生の"透心"硝市逢楽と共にいる姿がよく見受けられる。
常に自身が「先頭」にあることに強いこだわりがあり、任務の際も開始時刻より相当早い時刻に到着する癖がある。
　
「やべっ、前乗りしすぎちまった！　何してよっかな…」

作戦2時間前に現着した本人の発言。

性格は極めて楽観的で、社交性が高い。
年上のエージェントやスタッフ、UGN役員といった人物に対しても物怖じせず、同世代のチルドレンやイリーガルのエージェントと比較しても内向的な部分は一切見られない。それでいて踏み込みすぎない節度もあるため、老若男女問わず人を惹きつける素質がある。
未成年者ということもあり基本的には親元で暮らしているものの、大規模な任務の前などは支部の宿舎を利用することもあり、その際はほかのチルドレン達とも積極的に交流しているようだ。
概ね対人スキルに問題のないように思える彼だが、彼自身に問題がなくとも受け手に問題が発生する可能性がある。医療部カウンセラーは、思春期特有の精神状態の遷移傾向や各自の覚醒に対する背景事情などを鑑み、一定の傾向が見られるチルドレンとは対面の機会を作らないよう、人事部厚生課宿舎担当に提言した。
　

オーヴァードとしての覚醒が判明したのは2年前、中学校の入学前健康診断の際。
しかし、上記の診断後のUGNによる精密検査問診や定期面談の内容からして、能力の発現自体はそれ以前からの可能性が高い。
五感に類する能力に長けたエンジェルハィロゥシンドローム、振動を司るハヌマーンシンドロームの影響か、かなり聴力や空気の流れの把握に優れている。具体的には、僅かな心音や息遣いから対峙した相手の心情を読むなどで、これらを覚醒発覚前から無意識的に行っていたようだ。
能力が能力であるためか、本人たっての希望であった陸上部に入ることも、これまでの経歴を活かすこともないままUGNに所属することとなった。
　

洋平の父親は将棋界の第一人者であり、テレビ出演もするほどの大物である。その父親の指導方針の下、彼自身も幼い頃から将棋に親しんで育った。その腕前はというと、ボードゲームが長年の趣味というノイマンシンドロームのエージェントを前にして善戦するほど。
医療部スタッフが子息の覚醒を伝えに訪問した際は、かなりの堅物で通っている父親を前に細心の注意を払って向かった──のだが、一筋縄ではいかないという予想に反して説得は早々に終息した。
説得の序盤こそ渋い顔をされていたのだが、彼の母親の一言であっさりと、UGNでオーヴァード教育を施すことが決定したのだ。洋平自身がUGNの活動に対し、非常に高い関心があったことも大きな要因だろう。
　
「いやあ、驚きましたよ。あの厳格で有名な竜王が、こうも簡単に要望を飲んでくれるとは……」

訪問した医療部スタッフの証言

　
【57.3】：《スピードスター》
セットアップ / － / 自動成功 / 自身 / 至近
:侵蝕+5
ラウンド間、次に行う攻撃の攻撃力+【行動値({行動})】,シーン1回　★そのラウンド間はリアクション不可

【世界の果てまで行くぞ！】：《魔弾の悪魔》
オート / － / 自動成功 / 自身 / 至近
:侵蝕+4
前提:ハンドレッドガンズ作成武器　〈射撃〉判定後:達成値+10,シナリオ2/3/4/5回

【｜本初之海《Panthalassa》】：《ハンドレッドガンズ》+《スナイパーウェポン》
マイナー / － / 自動成功 / 自身 / 至近
:侵蝕+5
武器作成:攻撃力18(～99)/21(100～159)/24(160～189)/27(190～259)/30(260～299),33(300～)