容姿・経歴・その他メモ

　筋肉質で大柄、目つきの悪い少年。お好み焼きなどを提供する昭和風の料理店「飯屋　吟」でアルバイトをする傍ら高校へと通う高校生。2年。自分のしたいことにひたむきかつ自立心が強く、家庭環境が冷え込んでいることから自分の生計を自分で立てている。専らアルバイトをしていることが多いが、数少ない趣味は筋トレ。「自分が強ければいざという時できることが増える」という人生訓から。また、あまり時間をかけずに打ち込める飯屋探しも趣味。
覚醒後は大猿のような姿に変じるキュマイラとなり、腕を異常なまでに肥大化させて凄まじい膂力を以て敵を殴打する。

生家は父母共に質の悪い新興宗教に生まれた頃からハマってしまっており、子供のころから私財を利他の宗教理念から教団へと投じてしまうことで望みもしない極貧の生活を強いられていた。教育もなかば洗脳じみたものだったが家庭環境への不満が早い反抗期を呼び、そのまま思春期になった今も親を毛嫌いしている。
小学時代にはいじめられるも腕ずくでこれを解決。しかし学校にも家庭にも心休まる環境は無かったことで荒れてしまい、中学時代には立派な不良と化していた。
しかしそんなある日、現在のアルバイト先である「飯屋　吟」を襲った際、店長の田中一鉄に食い逃げとスリがバレた上拳骨を落とされてしまう。今日び珍しい昭和の頑固親父といった風情の一鉄は徹底的に「性根を叩きなおす」も面倒見はよく、仕事をする代わりに金の都合までつけてもらうことになり、最終的に彼を親っさんと慕うようになる。
アルバイトを始めてからは半ば独立して生計を立てるようになり、一刻も早く家を出ることを目指しつつ高校に通っている。

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