キャラクター概要

　UGN の N 市支部長。高校生として生活する裏で、UGN 日本支部から任務を請け負い、メンバーを取り仕切っている。高校生としての華鈴は、学業面では成績のそこそこ上位に居座っている。運動は群を抜いてできるというわけでもないが、音痴というほどでもない。部活動は弓道部。実は生徒会の役員でもあったりする。趣味は読書で、推理小説がお気に入り。かなりの甘党で、好きな食べ物はクレープ。甘い物を食べると集中力が上がるのだそう。
　最近は FH が絡む事件が N 市で多発しており、その処理に追われている。FH が事件を起こすたび、毎回のように春日恭二に出会している(邂逅 : 腐れ縁)気がしており、最近は厭気が差してきている。今回の任務の内容によると、｜杉山孝夫《スギヤマタカオ》が FH に拉致されたようだ。孝夫は、同じレネゲイドを扱う者同士の大切な仲間だ。少しでも身内で犠牲が増えようものならば、邪魔者は排除しなければいけない。

性格

　真面目で責任感が強く、どんな任務にも真摯に向き合う。技術研鑽にも抜かりはなく、日々の鍛錬を欠かさない。反面、筋金入りの完璧主義者で、少しでも不手際があるとひどく落ち込んでしまう。また、自分のペースで突き進んでいく性格であり、周囲が自身について行くことができなくなることも。ちょっと口下手な一面もあり、友達はできづらい。しかし彼女の友達となった人間は、彼女を UGN 有数の実力者として尊敬している。要するに、向こうから友達がやってきてくれる、というタイプ。だからこそ、一度できた関係をそう簡単に無碍にしたりはしない。クールな立ち振る舞いとは裏腹に、仲間想いな性格。

経歴

　生まれながらにしてのオーヴァードで(覚醒 : 誕生)、元々のシンドロームはバロールとブラックドッグ。父親が UGN の一員で、UGN チルドレンとして英才教育を受けてきた。幼い頃から優秀な成績を収めており、未来の UGN を担うと目されるまでになった(出自 : 待ち望まれた子)。UGN にも通っている学校にも、友達と呼べる人間はそれなりにいた。｜幾許《いくばく》か口下手で、かつ周囲とは違う特異な体質を持っていたが故に、周囲に自分から声をかけられるような｜性質《たち》ではなく、友達を作るのはどちらかといえば苦手な方だった。そのため友達は、華鈴にとっては何にも替え難く、ずっと大切にしたいと思えるものだった。
　UGN チルドレンとしてのとある任務で、FH が絡んだ事件の対処に乗り出すことになった。任務の途中、標的となった FH エージェントが街全体を巻き込む大災害を引き起こし、UGN エージェントたちは撤退を余儀なくされた。その際に、これまで任務を共にしてきた｜早乙女朝春《サオトメトモハル》が、FH エージェントに捕えられてしまった。厄災級の事件を引き起こしている敵に立ち向かう勇気もなく、華鈴は UGN の命令に従い、そのまま朝春を見殺しにしてしまった(経験 : 裏切った)。UGN からは咎められることはなかったが、UGN の同僚たちは、なぜあの時朝春を助けなかったのかと指を差して責め立てられた。
　自分の手で FH が起こした事件を止められなかったことはもちろん、自分が大切にしてきた友達を一人失い、華鈴は強い自責の念に駆られた。自らの腕を刃物で切り裂いたりもした。しかしその時、自らの血が自身の思考と連動するように迸ると同時に(オプショナルシンドローム : ブラム=ストーカー)、自身の体質を嫌っているかのような感覚を覚えた(Dロイス : ｜対抗種《COUNTER RENEGADE》)。普通の人間としての生活にも触れ、その温もりを身に感じていた華鈴は、ここで悟った。自身こそレネゲイドそのものを嫌っているのだと。
　3 つ目のシンドロームに覚醒して以来、コードネーム"｜「紅」を得た雷鋼《RUBELLITE》"を名乗り、FH が絡む事件の解決に勤しんでいる。あの事件から華鈴は、レネゲイドに、そして FH に強い嫌悪感を抱くようになった。その執念を轟々と燃やし続け、今では N 市支部長としてエージェントやイリーガルを取りまとめるようにまでなった。華鈴は親しい者の犠牲を専ら嫌った。自分にとっては奇跡とも呼べる今の関係を、決して無碍にはしたくなかった。だから華鈴は今も信念を燃やし続ける。二度とあのような大失態は犯してはならない。徒に犠牲を増やす輩が現れようものならば、片っ端から排除せねば、と。

戦闘スタイル

　範囲攻撃を持ち味とする一騎当千スタイル。【斥力の矢】で何本ものナイフを浮遊させ、刃の嵐を敵に叩きつける。チルドレン時代は敵を 1 体ずつしか倒すことができなかったのが、ブラム=ストーカーに覚醒して以来、敵をまとめて殲滅できるようになった。バロールやブラックドッグの能力をも掛け合わせ、器用な立ち回りで攻撃を仕掛けるのが華鈴のスタイルである。
　データ的な動作として、最序盤に【加速装置】を用いて先手を取り、敵が行動する前に【血の宴】により範囲攻撃で雑魚を仕留めることを目指す。クライマックス戦闘では【バリアクラッカー】を利用し、雑魚のガードエフェクトをケア。【滅びの一矢】によりダイス数を確保し、さらにDロイス : ｜対抗種《COUNTER RENEGADE》で攻撃力を上げ、雑魚を殲滅しつつ、あわよくば本丸に対してもダメージリードを取る。単体高火力攻撃は任せた、っていう感じ。

FAQ

Q. なんでブラム=ストーカー取ったん？
A. 建前 : ダイス数を増やしたかったから / 本音 : なんとかして基本環境で｜業師《SPECIALIST》なしでトライブリードが作りたかったから
Q. 範囲攻撃、【因果歪曲】でええやん
A. 同エンゲージ不可なのでダメです
Q. ダイス増加エフェクト、【瞬速の刃】でええやん
A. だって【滅びの一矢】の方がダイス増えるんだもん。成長で【MAX ボルテージ】取る予定だしそっちの方がいいかなって

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