UGNデータ

コードネーム：刻読(カウントダウン)
名前：御風　巧海　“みかぜ　たくみ”

シンドローム　ハヌマーン　エンジェルハイロウウロボロス

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　チルドレンとして育てられて、“ホーム"で育てられたチルドレンのなかで誰よりも早かった。ハヌマーンエンジェルハイロウという力は、誰よりも早く、誰よりも早く的を壊した。隣のチルドレンが銃を構えるより速く駆け抜け、レネゲイドコントロールを始める前に地を蹴った。自分は誰よりも速く、誰よりも強いという自信に満ち溢れた。

　教育を終えた俺は、支部へ配属されてエージェントとして働いた。そこで、ジャームやFHと戦い成果を上げた。やっぱり俺は誰よりも速く、誰よりも強い。FHからは出会った瞬間で終わりのカウントダウンが始まると教えられた。


　1年前、アルデバランの襲撃が起きた。戦場を駆け巡った。ジャームに襲われる仲間を助けに、光の刃でジャームの腹を貫く。だが、仲間はレネゲイドも限界点となり、出血は止まらなくなっていた。倒れる彼を抱える。最期に言った言葉が____

「お前がもっとはやく来ていれば」

　腕の中で息絶える仲間は、そう言って死んでいった。
ぐるぐると回る絶望は、輪環の悪魔(ウロボロス)となり、光(エンジェルハイロウ)を喰らっていく。

　誰かが犠牲になる前に、もっと速く、早く、疾く……！

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一人称：俺
二人称：コードネーム　or　呼び捨て

　自分の無力さに絶望し、足りない速さを求め続ける。最初は自分の強さを見せつけるために戦っていたが、芯の奥底は誰かを助けることに代わっていた。だが、自分の速さが足りないことに、衝動を受け、眠るウロボロスのレネゲイドが光のエンジェルハイロウを喰らい、シンドロームを変えるに至った。

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