容姿・経歴・その他メモ

常に鋭い眼光を放つ男。感情の起伏が少なくダウナーな喋り方をする。恵まれた体格と強面の威圧によってセルをまとめ上げている。長年戦場に出ており長年の経験によって戦い方も洗練されている。セルリーダーとなった現在も時折戦場に赴いており、普段は最小限に消耗を抑えているが戦いが激化すると渾身の一撃で全てを粉砕する。

くっそ強面で普段何を考えているのかよく分からない男だが、根っこの芯の部分では人の優しさや愛の可能性を捨てきれず、なんだかんだで優しい人間である。ツンデレみたいな感じになっている。


ちなみにこのセルは普段あまり表立ってドンパチせず裏でどこぞのセルの支援をしたり密輸やらなんやらしている。そして力の探求もしていたためどうすればレネゲイドの力を引き出せるのかも研究していた。今は……薄暗くじめっとした拠点を移して日当たりの良い綺麗な場所に移動しているかもしれない。

履歴

ずっと昔、とあるジャームが引き起こした事件に双子の姉と共に巻き込まれてしまい、当時弱かった自分を守るために姉は覚醒した。そしてもとより争いごとが苦手で更に慣れない力を過度に行使してしまったがために姉はジャーム化してしまった。黎冥の必死の説得にも関わらず暴走が酷くこのままではあまりに危険だということで事件の収束のために遅れて駆け付けたUGNによって姉が処理されてしまった過去がある。姉が目の前でUGNに処理された時に、力さえあれば姉を助けることが出来たかもしれないという強い想いが自身を覚醒へと導いた。

人々を守るためとはいえ時に倫理観を捨てた行動をするUGNのことが気に食わないため自身はFHに所属しセルを作った。そんな生い立ちのためにFHでの活動も他と比べてかなり異質であり、他セルへの協力やら物資の売買やら複雑な生い立ちの独り身の人間やらを匿ったりUGNではあまり手が届かない難しい立ち位置の人の保護をしたりとFHセルらしくない活動をしている。冷酷そうな仮面を被っておきながら内心ではかなり人情味あふれているのはそういった理由がある。

だからこそ普段感情が薄そうだったスウェンのあの行動は内心でとても喜んでいた。


「待て、馬鹿なことはよせ！それではお前が…！」
「ハッ、死んでもこの街を守るってか……最期の最期までアンタらしいな……」
「これから先……お前は一人でこの世界に立ち向かわなくっちゃならない……優水も……俺も……死んじまってからできる事なんざたかが知れてる……優水はこの街ごとお前を守るつもりらしいが……俺は………せいぜいアイツのまがい物がいいとこだ……もし俺がアイツみたいになったら……好きに使ってくれ…」
（…………この言葉(願い)は…きっとこの子にとって呪いになる……それでも……）
「……………すまない……どうか………………生きてくれ」

セッション履歴