順風満帆な人生を送り、高校大学と順調に生きていた。

大学卒業後は株式会社遠洋之海という会社に勤め、サメの餌選考会課で働いていた。
サメの養殖業である。
そんな仕事をしていた彼は、ある日同僚からとある薬を渡される。
どうやら疲労がポンと取れる栄養剤らしい。
疑いもせず飲んだ。
覚醒した。女体化した。（変貌の果ての効果）

もちろんブチギレた。
薬を持ってきた奴の裏にはFHが居た。彼が飲んだものはαトランスだった。
全員ぶっ飛ばした。

ＵＧＮに保護されたが、オーヴァードという症状を治すことは現状できない。
そのため、ＵＧＮは彼をエージェントとして雇い、身元を保証した。
また、訓練を受けさせ、レネゲイドウィルスの治療技術を進めるための被験者としている。

レネゲイドコントロールの術を熟知した彼は≪擬態の仮面≫を使用して、覚醒する前の自分の肉体を手に入れている。
しかし、戦闘用人格は女性であるため、そちらが表に出てくると≪擬態の仮面≫は解除する。

なお、彼自身は戦闘用人格のことを知らない。
侵蝕率が上昇した状態で戦闘を行うと記憶が無くなるレベルで滾って暴れる、くらいに思っている。

見た目の通り、性格も女性である。ドS女王様である。
戦闘に関しては理不尽なまでの強さ、鉄壁さを誇る。
「なぜならアタシは女皇だから」と言い張る。
戦闘用人格の好きなものは梅水晶。つまりサメ。