雨雲を呼び寄せる。または周囲の水を操る、自分で生み出す。
PCの狙った対象が透き通った雨に触れると、その場所から激痛が走り、レネゲイドの因子が死滅していく。
死んだ因子は雨水と共に地中に還り、海へと流れ、再び雨雲となる。

RCコントロールはノイマンの力で制御できるので、味方を巻き込むことはない。

即時的に今何が必要なのか、効率的な動きを計算する癖があり、余力の残し方や諦めの付けるタイミングが上手。
UGNにはこの動きを褒められているが、自分としては手を抜いているようで大嫌い。人の命がかかっている場で効率を求めてしまう自分の脳が嫌い。

せめて誰かに迷惑をかけないよう、少しでも長く役に立つ人員でいられるよう、口癖のように「僕は死なない」と言い聞かせている。他人にも自分にも。死ねない。死ぬわけにはいかない。誰かを救うために。自分の価値を世界へ証明するために。

『Pain in rain』/She is Legend
『ヒューマンエラー』/傘村トータ
『人工呼吸』/傘村トータ
『さよなら、僕のヒーロー』/傘村トータ

元FHの青年。親がFHの研究者で、オーヴァードとして生まれるよう造られた。そのため、産まれた時からRCの適性が高い。
実験体でありながらその素質はないといっても過言ではないほど自己意志が強く、幼少期に自らFHに反発、UGNへと離反した。
離反理由は『人殺しではなく人を救いたいから』である。

幼少期にFHを裏切ったころからずっと所属している。
UGNに来て、RCによる他人を巻き込まない、救うべき人を避けるRC攻撃を教わった。
結局のところ、救うべき人を選別しているだけで、FHとやっていることがそんなに変わらないとは思っているが、1つでも多くの命を救える組織なので、自分が望んでいる夢と一番近い場所だと思っている。

英雄になること、人を救うことに大きな理想を抱いている。
命とは何なのか、人を救うとはいったい何なのか。自分がなぜそれをしたいのか。まではよく考えたことがなかった。