容姿・経歴・その他メモ

　両親はFHの研究者で、彼らなりの愛を注がれてはいたが、特殊な環境で育った。彼自身も研究者となり、上司である花生怜士の下同施設で働いていたところ、伊庭宗一の突然の襲撃により所属セルが壊滅する。これを転機とし、花生に連れられてUGNへと籍を移すこととなった。
　性格は至って真面目で律儀、かつ素直だが、ときにこの性質が裏目に出ることがあるだろう。冗談が通じず、会話の相手に決まりの悪い思いをさせたり、悪気なく追い詰めたりすることがあり、ゆえに友人は少ない。良くも悪くも道具のような男であり、本人もそれを薄々自覚してはいるが、その上で敢えてそのように振る舞っているようでもある。人としてのごく普通の感情がないわけではないが、表出が極端に不器用で、人と心を通わせることに苦手意識がある。
　花生のことは研究者として心から尊敬しているが、同時に彼が人としては異端であるということもわかっており、そのことに特別な興味がない。それでも、声をかけられたからという理由でUGNまでついてくるあたり、この男も普通ではない。
　仕事は選ばないので、どんな奇天烈な指示でも命令されれば忠実に(自分なりに)実行する。この前はよかれと思って上司にメイド服を着せた。
　また、辛いものが大好きでなんにでも香辛料を大量にかける習慣がある。常に一味やタバスコを持ち歩いており、同席者にも勧めてくるが、これはきっぱりと断ってもよい。

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