容姿・経歴・その他メモ

「春日傘南乃花、高校2年生。一応、『マルコ』の隊長ってことになってるよ。ねえ、後でお昼いっしょに食べてもいい？わたし、人のごはん見るの好きなんだ」
「へえ、君面白いね。ワクワクする。人生って、ワクワクが大切でしょ？わたしたちいつジャームになるかわからないんだからさ、ワクワクするほうに行こうよ。ワクワクすること、しようよ。君となら、できると思うんだよね」
「お偉いさんっていうのは、ほら、ちょっとわたしに似合わないじゃん。だから、あんまそういうの気にしないで仲良くしてほしいな。わたし、いろんな人と仲良くしたいんだ。それはあの子たちができなかったことだから」

のびのびと自由気ままに生きる、風のような少女であり、本部職員であり、『マルコ』の隊長を務める天才。自称、神出鬼没の美少女隊長らしいがその呼び方をする人間はいたりいなかったりする。
美少女なのは本当なので、モテモテ。ただし猫にはえげつないほど嫌われている。そのため彼女も猫が苦手。
つかみどころのないミステリアスなところがあり、モテ要素に拍車をかけている。本人は誰かと付き合う気は「まだ」ない。運命の王子様が手を取ってくれることを信じている。

UGN本部の人間なため学校以外でも常に忙しく、窮屈だ窮屈だとむくれている。むくれているだけであって、仕事はきっちりこなす有能な職員。
年上の部下が何人もいるが、全員に懐いて、よく「後でお昼いっしょに食べてもいい？」とお願い（ほぼ強制）している。自身は少食だが、人が食べるものや食べるところを見るのが大好きなので、それでおなかがいっぱいになってしあわせになる、とのこと。
つまるところ、あんまりお偉いさんっぽくない。

学校でも謎に包まれた猫ちゃんみたいな振る舞いをしている。爆裂にモテる猫ちゃん。入学当初は、先輩後輩同級生関係なく、週に最低2回は告白されていた。もちろん全部断っている。
面白そうなことを探して、よく部活の助っ人をしている。しかし、どの部活にも所属していない。

『忘れ去られた遊園地』という、とある少年により行われた研究で生み出された実験体。計画については履歴欄を参照。
レネゲイ災害により実験は破壊され、それからは、UGNに引き取られた。
今も少年を、仲間たち（他の実験体）を想っている。彼らを感じるために、休みの日には必ず遊園地に遊びに行っている。

戦い方は完全な後方支援型。ただ、彼女のはエンタメ性がある。
力場の形成でジェットコースターモチーフの空間を創り出して、それを屑鉄の橋で補強する。導きの華でコースを整備したら、機械の声で精度を上げる。完成したジェットコースターに味方を（そのまま立った状態で）乗せて、敵陣まで一気に運ぶのが彼女の戦い方だ。
とにかく味方に有利なように、との考えだが、いちばんは彼女が遊園地好きだからだろう。

自由な女の子だが、本部として、隊長としての実力は確かである。
「遠慮なく頼ってね、あ、でも、かしこまらないでね」


好き：人がごはんを食べるのを見ること、『ゆうえんち』、遊園地
苦手：猫、堅苦しいこと


1d10　登場侵蝕
:侵蝕率+
:侵蝕率-
:HP+
:HP-
HP=0
:HP=11
マイナー
メジャー
なし
手番終了

(1+{DB})dx10　【肉体】
(4+{DB})dx10　【感覚】
(4+{DB})dx10　【精神】
(5+{DB})dx10　【社会】
(1+{DB})dx10　【白兵】
(1+{DB})dx10　【回避】
(4+{DB})dx10　【射撃】
(4+{DB})dx+1　【知覚】
(4+{DB})dx10+1　【RC】
(4+{DB})dx10+1　【意志】
(5+{DB})dx10+1　【交渉】
(5+{DB})dx10+1　【調達】
(5+{DB}+3)dx10+1　【調達+手配師】
(4+{DB})dx10+2+1　【情報:レネゲイド+専門書】
(5+{DB}+2)dx10+2　【情報:UGN+コネ】

【今のはリハーサルだよ！】：時の棺＿オートアクション / ― / 自動成功 / 単体 / 視界＿相手が判定を行う直前に使用する。その判定は失敗となる。「難易度：自動成功」のような、判定を行わないものには使用できない。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。

:侵蝕率+10

【夢が叶う場所だから】：妖精の手＿オートアクション / ― / 自動成功 / 単体 / 視界対象が判定のダイスを振った直後に使用する。対象の判定のダイス目のひとつを10に変更する。このエフェクトは対象が判定を行っている最中にも使用できる。このエフェクトは1回の判定につき1回まで使用でき、1シナリオにLV回まで使用できる。

:侵蝕率+4

【まずは骨組みからだね】：力場の形成＿セットアッププロセス / ― / 自動成功 / 単体 / 視界＿そのラウンドの間、対象の行うあらゆる攻撃の攻撃力を+[LV×2]する。

:侵蝕率+3

【さあ、いってらっしゃい！】：導きの華+要の陣形+屑鉄の橋+機械の声＿メジャーアクション / 交渉 / 自動成功 / 3体 / 視界＿導きの華：対象が次に行うメジャーアクションの達成値を+2する。ただし、購入判定には効果を発揮しない。＿要の陣形：このエフェクトを組み合わせた攻撃の対象を3体に変更できる。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。＿☆屑鉄の橋により、ジェットコースターの素材を集めて、機械の声で精度を上げている

:侵蝕率+7


妖精の手/対象の行動を助けるように、領域を変化させるエフェクト。対象が判定のダイスを振った直後に使用する。対象の判定のダイス目のひとつを10に変更する。このエフェクトは対象が判定を行っている最中にも使用できる。このエフェクトは1回の判定につき1回まで使用でき、1シナリオにLV回まで使用できる。

:侵蝕率+4

時の棺/一瞬だけ時間を止め、相手の行動を阻害するエフェクト。たとえ刹那であっても、時間停止という規制はあなたに大いなる勝機をもたらす。相手が判定を行う直前に使用する。その判定は失敗となる。「難易度：自動成功」のような、判定を行わないものには使用できない。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。

:侵蝕率+10

力場の形成/攻撃能力を増加させる領域を形成するエフェクト。そのラウンドの間、対象の行うあらゆる攻撃の攻撃力を+[LV×2]する。

:侵蝕率+3

導きの華/領域を調整することで、他者の行動を阻害しそうな要素を省くエフェクト。対象が次に行うメジャーアクションの達成値を+2する。ただし、購入判定には効果を発揮しない。

:侵蝕率+4

要の陣形/領域を利用して、複数を対象にするエフェクト。このエフェクトを組み合わせた攻撃の対象を3体に変更できる。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。

:侵蝕率+3

機械の声/機械などに因子を埋め込んで、行動を自動的に行わせるエフェクト。このエフェクトで行わせる行動は、掃除機に部屋を掃除させる、車を目的地まで走らせるなどの簡単なことである。このエフェクトで叶なことの詳細はGMが決定すること。また、GMは必要と感じたなら、RCによる判定を行わせてもよい。

屑鉄の橋/重力を操り、スクラップやガラクタなどを集め、大きな足場を構築するエフェクト。これによって短時間で大人数が利用できる橋をかけたり、なにもない空中で作業するための足場を作ることができる。ただし、維持には精神の集中が必要なため、GMは戦闘中などの緊迫した場面では使用を禁止してもよい。

春日傘 南乃花（はるひがさ なのは）PL銀河
女性　外見は10代後半　身長155cm
CN"ライド・ア・マジック！"
オルクス、バロール
高校生/UGN本部職員、『マルコ』隊長

ロイス
Dロイス：実験体
1.遺産"エレウシスの秘儀"　☑執着/憎悪
2.『ゆうえんち』　☑幸福感/隔意
3.主　☑友情/偏愛
4.
5.
6.

履歴

＿＿むかしむかし、だれからもあいされなかったおとこのこがいました

おとこのこは、うまれてこなければよかったといわれつづけていました

かぞくも、ともだちもいませんでした

くらいくらい、ちかのろうやでくらしていました

あるひ、おとこのこは「まほう」がつかえるようになります

「まほう」をつかえば、なんだってつくることができました

ふくも、おもちゃも、ねるためのふとんだってできました

いつしか、おとこのこは「まほう」をつかって「ゆうえんち」をつくります

ろうやのなかに「せかい」をつくって、たくさんののりものをつくりました

なかでもジェットコースターは、いちばんにんきののりものでした

おとこのこは「ゆうえんち」にすむ「ゆかいななかま」もうみだしました

「ピエロ」「ようせい」「おうじさま」、ほかにもたくさん＿＿とってもかわいいおんなのこは「おひめさま」でした

みんなで、たのしくあそびつづけるはずでした

とつぜんだれかがやってきて、「ゆうえんち」をこわしていきました

あとには「おひめさま」しかいませんでした

「おひめさま」は、みんなをおもってなきました

いまでも「おひめさま」は、いつかもういちど「ゆうえんち」をつくって、みんなとあそぶことをゆめみています

＿＿＿＿

＿＿

＿

とある国の城で、王家から疎まれ、間引かれた子どもが地下牢に幽閉されていた。

彼は孤独から覚醒したのちあらゆるものを生み出し、やがて「ともだち」を欲して人間を生み出した。彼らに役割を与え、造り上げた空間＿＿「ゆうえんち」で遊んでいた。

そんな遊びが5年続いたある夜、王家の圧政に耐えかねた民衆たちが狼煙を上げる。革命の中心人物にいた1人の男が掲げた旗は、その憎悪と勇気を一身に浴びてレネゲイドに感染、強力なEXレネゲイドとなった。
「旗」に導かれた民衆たちは暴徒と化し、覚醒した者も大勢いた。一夜にして城を燃やして、国を亡ぼす。当然、地下牢も火の海となった。

子どもとその「ともだち」は、1人の除いて全員焼け死んだ。「ゆうえんち」も跡形もなく燃えていった。
のちにこの『ゆうえんち』は、間引かれた子どもによって行われた創造実験『忘れ去られた遊園地』と名付けられる。

1人生き残った「ともだち」は、駆け付けたUGN職員にこう言った。

「わたしは『おひめさま』。主を楽しませる『おひめさま』。ねえ、わたしを『ゆうえんち』につれていって。きっとそこにみんながいるから。とびきり楽しい『ゆうえんち』に、つれていって」

「行くならどこよりも楽しい遊園地がある国の支部じゃないといやだ」と駄々をこねた彼女によって、夢の国がある日本支部に引き取られることとなる（どの国の夢の国がいいかは、本人が決めたらしい）。
その後はすくすくと育ち、優秀なエージェントになって本部まで上り詰めている。
いつも楽しそうだが、『ゆうえんち』を壊したきっかけである祖国の革命への、レネゲイド災害への憎悪は内側で滾らせている。
「そういうの、わたし個人的に表に出すのはイヤなんだ」らしいので、誰かに悟られることはめったにない。

ちなみに、春日傘南乃花という名前は自分でつけた。辞書をめくっている時に偶然出会った「春日傘」という言葉の意味に惹かれたからだ。南乃花、は、なんとなくつけたらしい。

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