容姿・経歴・その他メモ

生まれた時には両親はおらず、UGNの研究員に育てられてきた。
幼少期になった際に、実験体として選びだされ、身体に機械を埋め込まれ覚醒に至った。
文字通り任務を機械的にこなし、感情という物が感じられなかった彼は周りからは"戦闘人形"と呼ばれていた。
脳にコンピュータを埋め込むことで、射撃をより精密にし、右手にキヤノン砲を仕込むことで装備をより迅速にした。
また、彼自身には先天性のエンジェルハィロゥの能力があり、それを活性化させるために、心臓部にはリミッターを制御する装置が組み込まれた。これを外すことによって、脳に埋め込まれた機械による緻密な計算、彼自身の強力なエフェクトを組み合わせ、より強力な一撃を精密に放つことができる。
また、椿木を作ったUGN研究班では、彼の身体を100%利用することを計画し、彼が死亡した場合、身体を改造し本格的な機械化を図る計画が進んでいる。
視覚、聴覚は通常の人間の倍以上だが、味覚、痛覚を感じない。

―人の心とは、どのようなものでしょうか。―

僕にはそれを知る権利はない。

僕は機械の様に敵をせん滅するだけだ。

僕は機械だ。

違う、ボクは人間だ！

機械人形は今日も軋む。

機械人形は今日も慟哭する。

僕は機械だ。

僕は人形だ。

でも、あの人は言った。僕はボクだと。

言っている意味が、理解できません。

ボクは人間なのだろうか。覚えていない。

答えは見つからない。

検索をかけても、エラーの繰り返し。

僕は誰なのだろう。

僕は何者なのだろう。

機械は軋む。

機械は訴える。

機械は慟哭する。











―エラー。答えは、見つかりませんでした。―










僕は、誰にもなれない

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