諸々から三年後の姿。
ある大規模のテロ事件の中で「飢餓のインフィニティコード」に触れて先行種となった。その際に肉体の損傷も大半が修復され、現在が全盛期の実力となる。
その際に特定のレネゲイドに対する攻撃力(対抗種(カウンターレネゲイド)とは異なる)を得た。
とはいえ本人もその力をあまり行使したいわけではないので、本人も基本的にはその力は封じている。そのため現支部員も彼の能力については知らない。

15年前、自分の父を殺された事をきっかけに覚醒し、復讐のためにUGNの隠密部隊として戦い剣を学んできた。
7年前に復讐を果たし、アッシュ・レドリックの私兵として一般エージェントに紛れ込みながら日本で活動を行ってきた。
しかし4年前アッシュと決定的な対立が発生したことから訣別。その後、霧谷に拾われて直属のエージェントとして活躍することとなる。
そして1年前、世界の根底を揺るがしかねないテロ事件に立ち向かい、その中で「飢餓のインフィニティコード」に触れて先行種となった。その際に肉体の損傷も大半が修復され、現在が全盛期の実力となる。
その際に特定のレネゲイドに対する攻撃力(対抗種(カウンターレネゲイド)とは異なる)を得た。
とはいえ本人もその力をあまり行使したいわけではないので、本人も基本的にはその力は封じている。そのため現支部員も彼の能力については知らない。

「あ？俺がなんで戦闘中にココアシガレットを食ってるかだって？……いやまぁ、そう大した理由じゃねえんだけどよ。昔の相棒が狙撃の度にタバコを吸って心を整えてたんだが、恋人が出来てから煙たがられたのかあいつココアシガレットに変えちまってさ。一人じゃ様にならんからって俺も巻き込みやがって、その時の名残で俺も癖になっちまったのさ。ん、その相棒は今どうしてるかって？……さあな、何処かで人助けでもしてるんじゃないのかねあの馬鹿は。無愛想でクソ野郎だったけど、誰よりも優しい奴だったからな……アイツは」

「……俺には、相棒がいた。同じ師匠の下で学んで、背中を預けあって、何回か殺しあってそんでもって、あの日まで隣で戦ってきたんだ。いけすかねえ、気に食わねえ奴だったけれど、それでも誰よりも優しいやつだった。けど、世界はそんなアイツから大切なものを奪い去った。そしてアイツは、世界の悪意を憎むようになった。大切なものをもう失わないように、奪わせないように、全ての悪を滅ぼす世界最後の悪になることを選んだ。……あのとき、俺だけが止められたはずなのに、先生と同じ目をしたアイツを俺は止められなかった。俺はアイツを、アイツの日常を守ってやれなかった。だから、今度こそ俺は守らなきゃいけない。もう喪うのは、心の底から御免なんだ」