容姿・経歴・その他メモ

髪

灰色

瞳

灰色

肌

土気色

「さぁ、語りましょうか。至上の物語を」
「誰かが口にした既存の言葉をなぞるだけならば、それはただの複製。真に求めるべきは『貴方だけの物語』でしょう」


ー概要ー
七つ時市に伝わる都市伝説【かたりべさま】
都市伝説を沿い、手順を行うことによってその人の前に現れ『対価と引き換えにどんなでも真実を一つ教えてくれる』存在
”対価”とは物語。その人の人生そのものか、思い出か、それとも別のものか。それは定かではない。
だが上記は少なくとも、都市伝説【かたりべさま】にあった場合だ

普段の彼は1人の作家の身体に寄生して過ごしている。
UGNからの接触や物語の気配、彼の興味を引くようなことが起きれば自ら出向くことだろう
神出鬼没、気味が悪い、胡散臭いが　キミがキミだけの物語をつづろうとする限りは力を貸し続けてくれる
…しかし、キミが物語の演者に値しないと判断された場合は　彼は即座に興味を失くすことだろう
努々夢にされないように


ー経歴ー
語り部は都市伝説という外殻にとある男の妄執が入り込み生まれた
経歴といった経歴は存在しないがただひとつ、彼の根幹は「数多の物語を収集し　語ること」
それが何を意味するのか、なぜそれを行わなければならないのか。
理由は忘却の彼方へと沈んでしまって語り部自身も思い出せない。…呼び水でもあれば話は別だが


ー性格ー
（似非）紳士的で物語キチ、好奇心と悪戯心、常に敬語を外さない口調
興味を引くことであれば積極的に自ら突っ込んでいくことだろう。
興味がなくとも外部から「物語の種かもしれないよ」などと言われたらホイホイついていく。単純
彼は既存を嫌い、常に新しい物語を、その人だけが作り出せるオリジナルを求める
故に、己の意志がなく誰かに言われるがままの存在をとても嫌う。
その点においてUGNチルドレンに関しては当たりがキツイ。教育と称した思考の制限や個性を削り落とした型にはまった行為をよく思わないからだ
だが、型を破った。もしくは型から外れたようなチルドレンは好ましく思っている

寄生先である佐久間に関しては若干のモンペ気味。佐久間は語り部の事は曖昧に認識しており「妖精さん」と称す


―能力―
戦闘においては　モルフェウスの物質創造能力による武器の複数生成。エンジェルハィロゥによる超知覚、反応での武器攻撃を行う
またレネゲイドビーイングの特性により周囲のレネゲイドへの干渉を得意とする。
これにより物質に宿ったレネゲイドから情報を引き出すこともできる

『どんな真実でも語る』という都市伝説としての能力は彼のテリトリーであり、都市伝説の出どころである七つ時市でのみ発揮される


―RP指針―
一人称：私
二人称：貴方　
口調：常に芝居のかかった敬語「～です」「～でしょう？」
癖　：激しく動いた後には帽子の位置を直す/胸元に手を当てて話す
好きな物：物語、唯一の〇〇、オリジナル、金平糖
嫌いな物：自我が希薄な者、誰かの真似をするだけの存在、自身の根幹に触れられる事
目的：　「数多の物語を収集し　語る事」
モチーフ：女郎花/血目草（花言葉：「約束を守る」「儚い恋」「新切」）



ー根幹についてー
語り部の大元は七つ時市の都市伝説と　大正から明治時代を生きた「女郎花 詞」という男の妄執だ
詞は病にかかっていた。女郎花の妻であるウタも病にかかっていた。
詞は妻へ明日への希望と、明日を生きる楽しみ、そして生きたいという思いの糸として毎夜、一つの物語を語っていた
だが、病の箱庭に物語の種は限られており、物語がつきるのも時間の問題だった

詞は自身の口から語れる物語が潰えたその日に愛する妻を病によって亡くした
「もっと彼女に聞かせる物語があれば　彼女はもっと生きられたかもしれない」
この思いが詞の死後も残り、【かたりべさま】という都市伝説の外殻を得ることによって語り部は生まれたのだ

語り部が揺らぐ要因があるとしたらそれは詞の妻である　ウタ　の存在だ
彼女の名や存在を表すものに触れれば”語り部”は揺らぎ、詞が現れるだろう
だが、存在が揺らぐような行いをした者に、死した愛する妻を愚弄するようなことをした者に　明日の物語は無い

この根幹の成り立ちから語り部は『どんな存在でも千の夜の命の延命』を行う事ができる
ただし、これを受けた者は何があろうとも千と一の夜で息絶えることになる

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