容姿・経歴・その他メモ

「おじさんはね、自爆したいんだ」
それは忘れもしない20年前のこと。学校の修学旅行中、中東の近くを飛行機で移動していた時のこと。突然死近くで爆発音が聞こえた後、学友達が化け物と化し、暴れ出した。そして、飛行機は墜落し、大勢の人が亡くなった。辛くも生き残った自分は突然現れた謎の組織に理由もわからず拉致され、人体実験を受けた。実験施設では共に生き残っていた学友や他から連れてこられたらしい少年少女達がいたことを覚えている。
日々の実験は過酷で一人、また一人と死んでいった。拉致されてから数年以上が経ち自分以外実験体が誰もいなくなったある日、唐突に自分はこの地獄から救い出された。
そこからは新たな地獄の日々。既に昔の記憶は擦り切れ、自分の名前も思い出せず、自分が誰かもわからない。ただ一人生き残ってしまった罪悪感に押し潰されそうになりながら、死に場所を求めてあらゆる場所を周る日々。しかし、死ぬことは出来なかった。

そして思い至る、受動的では駄目だ。能動的にならなくては…。つまり、自爆だ！

最近の悩みは調子に乗って、自費出版で10万部刷った自著「自爆道」が全く売れず、本の在庫と借金で首が回らないこと。

セッション履歴