容姿・経歴・その他メモ

容姿

白を基調とした洋装で、いつどんな時だろうと全く同じこの服。

性格

一人称『俺』
ヘラヘラ飄々としており、こよなく「行間」に拘る男。いつも演技がかった喋り方で、相手の性格次第では毎回神経を逆撫でする。
行間とは彼曰く、「物語の狭間にある、真実や作者の真意」との事らしい。
現在は図書館長兼UGN支部長に就いている。
図書館に来る子供達からは"変なお兄さん"呼ばわりである。
書類仕事がからっきしで、非常に読みにくい報告書や資料が完成する。しかも本人談では「作品」などと語る。
支部の初期から所属しているエージェント【ユウ】にはより強い信頼を置いている。

戦闘

騙し討ちを主とする戦闘スタイル。
黒雲の様な霧と、粘着性が高い糸の弾丸を、水鉄砲に近い武器で放つ。
霧はただの目眩しの時もあれば、生体電流に干渉する即効性の毒霧の時や、幻覚作用を与える因子の時もあり、それらは目視で区別がつかない。
かと言って霧そのものを避けようにも、弾丸によって足元を取られる、壁を作って退路を断つ等、徹底して性格の悪い戦い方。

過去

イクザ・ディメスは博愛に恵まれた過去を持つ。
そもそもこの男の原点は、人間とレネゲイドビーイングを両親としたオーヴァードである。この特殊な出生が故に、人を超えた年月を生きている。
永い生の中で、人間に助けられた。小さな手助けでも食料を譲られ、餓え死ぬことは無かった。
永い生の中で、オーヴァードに助けられた。偶然命を救う形で出会ったユウという名の少女は、今に至るまでいつもイクザの難儀な性格を支えてくれている。
永い生の中で、レネゲイドビーイングに助けられた。幾度と襲撃されてきた生ではあったが、何度か命を救われる事もあった。人の心を知らなくとも、れっきとした意志を持つ彼らは、全く慈悲が無い訳では無かったのだ。
永い生の中で、ジャームに助けられた。感情のままに動く怪物は負の感情のみならず、友情を育む正の感情にも支配されていた。理性を捨てた先にある終わりは、孤独で凄惨な終わりばかりじゃない事を教えて貰った。
オーヴァードとして数えても人並みを遥かに超えた経験によって、"全ての人間とレネゲイドが共存する平和な世界を作りたい"と願ってUGNの支部長と成り、望む未来を少しずつだが象り始めている。

セッション履歴