容姿・経歴・その他メモ

「絶望する為に希望を抱いてる。死ぬために生きるのと同じだよ。」
生きながらにして死んでいる少年、相反する二つを抱えながら存在する、矛盾というあり方を抱く化け物

温和で人当たりがよく、他者に負の面を見せることが少ない。しかし他者と積極的に関わることもない。それが彼だ。他人のことは彼にとってはどうでもよく、自身がどう理想的に死ぬかを考えているからだ。その理想に他者は必要ない。

もとはただの人間であった。愛する家族と平穏な世界で生きていた。
その日は至終の誕生日、幸福と希望の中にいた彼らは、火事が起きて至終ともども全員が焼死する。その炎の中から一人覚醒して生き延びたのが他ならぬ至終であった。何が起きたかわからないが、死にながら生き返ったこと、家族が死んで自分だけ生き残ったことが、希望が絶望に変わったことが要因となって狂い始めた。「希望が絶望になる、あったはずのものが消えてなくなる、生が死となる。そうか、俺は絶望する為に新たな希望を得たんだ。」

彼の戦闘スタイルは炎を扱う力にある。その炎は覆希至終を生み出したあの火事がきっかけかもしれない。

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