容姿・経歴・その他メモ

ただ破壊するだけのUGNエージェント、本人曰くこれが自分がみてきた人間という存在の姿とのこと。
口が悪く、部隊長としての仕事は現場での戦闘ぐらいしかこなす気がさらさらなく、副隊長に事務を押し付けている模様。
問題はその戦闘における戦果が多大であり、広囲殲滅を得意とする。

速さを重視しており、何もかもを走り去った後に目を向けることが多い。
植物を元にしたレネゲイドビーイングでありながら、速さを求めるハヌマーンの力が発現した変わり種であり、本人としては欲しかった力と口にしているが･･･

＜本人から語ろうとしない秘匿情報＞
ラッセルの正体、それはタンポポのレネゲイドビーイングである。(本気モードになると髪が伸びるのはタンポポが花から綿毛になるからとのこと)
風に乗って漂っていたラッセルがたどり着いた土地そこはてんで特徴のない村だった、そこでは穏やかに人々が日々の営みを過ごす平和そのものだった。自分もこの村の道端で腰を落ち着けることにするかな？と畑の見える場所でまたタンポポの花になるまでのんびり光を浴びる生活を過ごしていた。
その村ではとある女の子がタンポポに･･･つまり自分に話しかけてくるようになり、ラッセルも聞くだけではあったが彼女の話を楽しんだ。
もちろん花に話しかける子を見た同い年の子はその子に石を投げたりといじめの場面を目撃するようになっていた。(自分を引き抜こうとするやつは風をぶつけたりして追い払った)
ラッセルにとって、人間とはそういう生き物であるという意識を持っており、特別それを気にすることはなかった。
ラッセルが花から綿毛へと再び姿が変わったある日、その日は余所者が多い日であった、この村には特別何かがあるわけではないのに、都会から来た集団がやってきた。
村の子どもたちは物珍しさに都会の話をねだったりしていたが、大人たちは良い顔をしていなかったのを覚えている。
その日の夜、どういうわけか女の子がやってきて「ここから逃げよう！」と口にするのだが、ラッセルは呆けているうちに女の子に茎から引っこ抜かれる。
文句を言おうと今まで使ってこなかった言葉を放とうとしたときに村の方から火の手が上がった。
後に調べたところ、とある遺産を使いさらなる力を得ようとしたFHエージェントによる非人道的な儀式によるものであり、その事件でラッセルが最後に見たのは、綿毛を飛ばし、空飛ぶ自分を見つめる少女の姿であった。

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