―――――ラピスラズリは、彼女が好きだった宝石なんだ。大切なものを背負ってる。僕はいつも二人で仕事してる。だから僕にかまわないでくれ。頼むから、僕たちを二人にして…そっとしておいてくれないか。


　暗殺を家業とした家に生まれ、暗殺の技術を教え込まれる。同時にUGNにも所属しているため、教育らしい教育はUGNで受けた。当然任務で学校に行くこともあるが、まぁ長いこといるわけではないので…そんなに深いかかわりがある同級生、みたいなのはいない。
　暗殺者には似合わない明るく元気な性格…だった。ので、人からの人気は高く、幼馴染である紅葉ともうまくやっていた。幼馴染の紅葉は旧姓一ノ瀬。ロイスに杠葉とあるのは結婚したため。
　結婚式当日に死んだ。指輪をはめた瞬間に。色々あって主人公は闇落ちして人と関わるのをやめまして。高校時代からの付き合いだったみつみさんとも最低限のかかわり…というか、周りに人を作らないようにしている。孤独に生きることで自分を守ろうとしている。そんな感じ。

折り畳みでヘルスナイパーを隠して行動している。
今は亡き紅葉のことが忘れられず、幼いころからたくさん作ってもらった味噌汁を無上厨師で再現している。

今まで無上厨師で再現したことがあるのは紅葉の味噌汁だけ。

紅葉の死因は「インディゴ」。許せん。マジで許せん。
周りで誰かが死ぬのはもう見たくない。なので周りに人を寄せ付けないべく、誰にでもつらい態度をとるようになった。
あぁ、悲しい。