遺産『スピネ』にアイザック・ブレインの意識を流し込まれ誕生したレネゲイドビーング。誕生の際ブレインの記憶のほとんどはなくなったため、ただの意志を持つアンドロイドとなった。仕方なく微かに残っている記憶に中にあるUGNに助けを求める。その後、彼自身が遺産であるためナイトフォールの管轄に置かれUGNからこき使われている。

千マコモ(かさなり まこも)/元27才/女/マッドサイエンティスト
アイザックの生みの親、とゆうか製作者。「もう1人ブレインちゃんが欲しいな〜」などと意味不明なことを理由にブレインの思考データや性格を模倣したAIを遺産に注入、レネゲイドビーングとなった。
だが技術的に無理があったのか、誕生の際、ブレインの記憶はほぼ抜け落ちてしまった。ブレインでないアイザックは彼女にとっては興味の対象にはなかったのか、アイザックを処分(ポイ)する。

人間の形をした自立行動をする遺産。過去の錬金術師が作った『ジェムシリーズ』の一つを満が所持していた。
ジェムシリーズは全部で12個あり、スピネはその8番目だと言われている。現在までに所在が確認できているジェムシリーズは、2番アメジスト・3番マリン・6番ムーン・8番スピネ・10番ルマリン・12番ナイト。うち2・6・8番はUGNが管理している。3番はFH、10・12番番はゼノスが所持していることが明らかになってる。

自身が遺産であるからか遺産に関しての情報を生まれながらに持っている。そのため遺産を管理し収集するためにUGNにこき使われている。
その手腕は優秀そのもので、日本支部の所持する遺産の3割は彼が収集したものといってもいいだろう。
恐竜の遺伝子が宿る謎の石斧、飛び回る黒く塗られた木彫りの鳥など、有名なものも多い。特にジェムシリーズの2・8番はいずれも彼が収集したものだ。
収集のために特別に使用を許可されている遺産もあり、必中の弓もその一つである。

基本定住はせず、普段は日本中を飛び回り遺産関連の何かしらをしている。アホほど濃いコーヒーをお供にして、遺産の情報をまとめて任務完了だ。
身分証明はUGNが用意したものを使用している。