概要

「わたしが相手してる間、人にも街にも被害が出ないのならその……いいよ？」
「刀くらいしか作れないけど、立ち会うのは苦手で……振り降ろすくらいなら、なんとか！」

押しが弱く頼みごとを断れないお人よし。
清川俊輔との戦いも人にも街にも被害が出ないことに気が付いて以降、流されるように付き合っている。そして冗長させる。
UGNのメンバーやM市には実家よりも思い入れが強く、それらが傷つくことを許さない。ここだけは頑固で流されることなく絶対に譲らない。

●経歴

規律の厳しい名家の生まれ。中学に上がった頃、家族の見ている前で竹刀を砂に変える形で覚醒。その際に「気味が悪い」とUGNによる保護と同時に勘当される。
手に持ったものを片っ端から風化させてしまう特殊体質で、覚醒当初はコントロールできていなかった(気を抜くと今でもやらかす)。この体質を調べるため、一時期はUGN本部のRラボに身を寄せていた。
現在は『風化したはしから即創造し、何も起きていないように見せる』という手順を取ることで"日常"を過ごすことができるようになっている。

●能力

モルフェウスらしく創造能力も持つが、そちらに意識を向けすぎると風化能力が発動するため複雑なものを作ることができない。作った物の長時間の維持も苦手。
ただし前述した理由から『風化した端から即創造』を常に実行している関係で創造能力の経験値が馬鹿みたいに高い。創造速度、クオリティは他の追随を許さない。
維持できるのは一瞬のため、創造したものは魔眼で即撃ちだして使い潰す。

●実家での過ごし方

元を辿れば武家の家系らしく、半ば強制的に剣道をやらされていた。
だが当の本人の運動神経が死んでいるため、あまり期待をされていなかった。
正眼の構えだけはきれいに取れる。
みっともないと怒られるからやっていなかったが、本当は左片手上段がお気に入り。強くはない
反面日本画は好きで、剣の方面で期待されていなかった分こちらは楽しみながら続けていた。UGNに保護されて以降も暇を見つけては描いている。鉱物を風化させて顔料を作るところから始めるこだわりっぷり。

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