容姿・経歴・その他メモ

チルドレン時代
ピュアのウロボロスということもあり様々な可能性に備えほかのチルドレンよりも厳しい訓練を受けてきた。しかし彼はめげずに立ち向かい、決して根を上げることなく一生懸命に訓練に取り組んでいた。性格は活発で周りのチルドレンとも仲が良く互いに切磋琢磨し腕を磨いていた。
弟の明のことが大好きで強い兄であろうとREDでの訓練に精力的に取り組んでいた。合同訓練であった時には会えなかった時間を埋めるようにべったりになり、ある時プレゼントでもらったカラスの人形を大切に部屋に飾っている。
「いつか明と一緒にエージェントとして任務で肩を並べるのが俺の夢だ！そのためには明やみんなを守れるだけの力をつけないとな！」

BLUE襲撃により明が行方不明になってしまい、精神的ショックで弟との記憶を無くしてしまった。自身に弟がいたという事実は覚えているが、その弟との過ごした記憶のみ、「エピソード記憶」の分野が欠損している。脳に異常は見当たらなかったため本人が傷つかないために無自覚的に記憶に蓋をしているのではないかとUGNは判断している。

性格にも変化があり他のチルドレンとの交流がほとんどなくなり無愛想になった。さらに弟との記憶が消えてしまったため自分が訓練に取り組む理由を「強くなるため」だと誤認し、取り憑かれたように訓練に取り組むようになる。
「僕にはやらなきゃいけないことがある。だからキミたちと話している時間はない。訓練の時間が減ってしまう。」

R市に配属されてからは戦闘要員として最前線で戦っている。
コードネームの由来はオーディンに付き添う2羽のカラス「フギンとムニン」から。片割れのムニン(記憶)を失ったことからコードネームがつけられた。

明についての感情は、襲撃により行方不明になってしまったことはUGNの報告書から知ってはいるが、記憶がないためどうにも実感が湧かない。しかし、昔にもらったカラスのぬいぐるみは何故か今も捨てられずに持っており、明のことを思い出心がざわつくため自分にとって明はどういった存在なのか明らかにしたいと思っている。

戦闘スタイルは多人数を想定しており、自身の背後に翼のように見える黒い氷を作り出し敵の懐へと飛び込む。接敵するとその翼を敵を囲うように展開し敵の退路を塞ぐ。その後身動きを封じた集団に対して災厄の炎を放つ。氷の茨でできた翼は相手の退路を封じ込めるのと同時に、災厄の炎で吹き飛ばした後に氷の茨に叩きつけて追撃を行う役目も兼ねている。

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