容姿・経歴・その他メモ

UGNと関わりがあったわけでも、レネゲイド絡みの事件に巻き込まれたわけでもなく、ただ特筆すべきことなど何もないただの学生である。
ただし、彼は他人の心を五感で感じることができる。
これはエフェクトの七色の直感が暴走し、常時発動していることによるものだが、レネゲイドの存在が秘匿されている影響でただの特殊体質と自認し、またUGNからも本人が他人に話さなくなったことから認知することができなかった。
また彼は他のエフェクトも使用できるが、使おうとしたことさえなかったためその存在を知っていない。
そのおかげか常時七色の直感を使用してもジャームになっていないのかもしれないが。
幼少期からオーヴァードとして覚醒していたが、少し丈夫なだけで大怪我をすることも無く衝動もかなり弱いためオーヴァードだと気付くこともなかった。
心を読むというのは自分から読もうとする分にはまだましかもしれないが、無理矢理読まされるとなればその心労は比べ物にならず、ましてや自分以外に向けられたものすら感じ取ってしまうため精神を病むのは時間の問題とも言える。逆に今まで保っていたのが不思議なレベルである。

実家が小さな商店を営んでおり、父が早くに他界、母が病気になったため学校に行っていない時間は自分がその商店を切り盛りしている。
人に多く会うため能力が発動し続ける彼にとっては苦痛ではあるが、基本常連のためそこまで負担にはなっていない。どちらかと言うと母親の申し訳なさの感情のほうが居心地が悪かったりする。

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