容姿・経歴・その他メモ

「平和が一番。戦いなんてあまり好きじゃないし」
「だから父さんからは根性なしだって言われてるけどね」
「《カドミウム・ダンダリオン》ッ！これで終われえええええ！！！」

夜来学園のヒーロー養成科の高等部の2年生。同学年の男子の中では比較的小柄だが、それを活かした身軽な動きで相対した相手を翻弄するのが得意。優秀な成績を残す期待の新人だが、公英本人が力を使うことを嫌っているため（模擬戦闘訓練の授業での組手を除けば）友人や教師も彼の戦いを見たことがある人物は少ない。まともに見たことがあるのは実の父親と、父親の知り合いの子供くらいだろう。

父親に、かつてヒーロー・ノーマルの双方から脅威とされ蒼獅子公(ブルー・スター)の異名で恐れられたミシェル・N(ノート)・ステュアートを持つ。とある任務で知り合った女性との間に設けられた次子であり、ミシェルからすれば念願のステュアート家の跡継ぎ候補。しかし実の両親──公英から見れば祖父母に当たる──からまともな愛情を受けて育っていないミシェルからすれば自分の子供をどうやって育てればいいか分からない。彼に唯一できたのは、レネゲイドによる教育。過去に世間を震え上がらせた圧倒的な力を以て、自分の子供を殺す勢いで鍛え上げることだけだった。ミシェルはそんな自分自身を碌でもない父親だと分かっているため普段は家を空けているが、たまに家に戻っては千尋の谷へ子を突き落とす獅子の如く子供たちに襲い掛かる。全ては、ヴィランに子供たちを殺されないようにするためだと自分に言い聞かせながら。

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