容姿・経歴・その他メモ

昔は駆けだしの格闘家だった。元気が取り柄の真面目っ子だった。あの洪水が当たり前の日々を飲み込むまでは。雷雨により避難が遅れた丹田一家の住む家は運悪く倒壊、父親と牡丹は瓦礫に埋もれてしまう。牡丹の右腕には瓦礫が刺さっており、瓦礫に完全に埋もれた父親を助けることはできない。牡丹は助けを求めるために自らの右腕を諦めて外へと出た。そして悲劇は続く。濡れた体に雷が降り注いだのだ。次の瞬間、私はベッドで目覚めた。脇には知らない男の人。言うには、UGNという組織の人らしい。オーヴァードという存在になってしまったらしいこの体をエージェントという形で活躍させたいらしい。私は、商売道具の右腕を失ったことで生きる意味を失っていた。エージェントになってやってもいい。だが、生き残った妹を守ることも私の使命だ。だから、イリーガルとして活動することにした。そこで野黄間優とも出会った。頼れるひとだったのに...

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