FHセル『ホワイトエンジェル』からの潜入工作及び捜査である。
強くはないオーヴァードである為、逆らうことも逃亡することも不可能であった。

あくまでも一職員として、補佐しつつ情報を持ち帰るよう言われていた。

姿をウォーキングクローゼットとテクスチャーチェンジで偽り、文書偽造により偽造した文書と身分を持ち、一職員として潜入した。


いつものように、情報を集めたあと、ディメンジョンゲートを開こうとして

開かなかった。

レイシフトや特異点による一時的影響か、なんにせよ
時空への干渉に事故が起こってしまったから。

しかもマスター適性という謎のワードと共に捕まった

諸々の事情から、カルデアに全てを打ち明けた。
死にたくはなかった。

何も成していなくても、無価値と断じられても、２人分が混ざっていても、それでも
まだ自分で自分自身の人生を生きることすらせずに、
訳もわからず死ぬのは嫌だった。



「私には私自身を表す名前もない。
見知らぬ誰かのフリをして、仕事に従事する位しか生き延びる術がなかったから。」

「それでも
…それでも、死を少しだけ先送りにして、その先送りの間に日々を積み上げて生きるのが、その過程が人生でしょう？」

「私は、死にたくない。いいや、違う
生きていたいから、まだ死ねない。」


欲望が単なる生存ではなく、進化なのも、ただ生き延びれたらそれで良い、とは言えないから。

よくある非人道的手法も行う、レネゲイド研究をしている"一般FHセル"

中でも
D複製体や双子という、似て非なるもの、クローン、分かたれた１つだったもの、別人を１つに混ぜ合わせることに執心しているセル

ドイツの悪名高き研究者の名前をとってつけられた


この個体は
『最初からオーヴァードになるようデザインされた、１つだったものが分かれ(一卵性双生児のオーヴァード)』、『更にそれが融合した場合、どうなるのか』

という研究により生まれた。
結果としては、『少し性別や見た目が特殊なだけの』クロスブリードのオーヴァードでしかなかった。

胎児段階より後、あるいは段階を踏もうという形にもなったが、どれもこれも培養槽から出て長生きは出来なかった。
最も、それらは"よくある話"だったし、"再利用"されるのも日常だった。

そんな場所でこの個体は十数年、無為に、無力に生きてきた。それだけの話である

Dロイス　亜純血
1 清算すべき因縁　 P懐旧/◯N嫌悪 [BK]
2 プリテンダー　◯P信頼/N恥辱 [GR] S指定
3 ドクター　◯P連帯感/N悔悟 [PU]
4 エルキドゥさん　P親近感/◯N不信感
5 真藤さん　 ◯P庇護/N不安
6 天の女主人 P畏敬/◯N恐怖

ナイフ、ウェポンケース
思い出の一品

41+S(5)+侵蝕満額(5) 51で帰還

純支援(D亜純血コズフレソードマスター型)からアタックフォルム(D錬金術師)にリビルド