容姿・経歴・その他メモ

・プロフィール
　元ギルドの殺し屋で銀髪に右目が赤眼の女性——に見えるが実は男性。本名は｜理幸《なおゆき》。
　普段は淑やかな女性を演じているが、本来の性格はシニカルで口調も男性的。
　どのような凶悪犯でも不殺を心掛けているが、それはあくまでも自身のポリシーであり、その後の司法の裁きや各組織のやり方までには興味がない。

・過去
　10歳の時までは資産家の息子として将来は日本社会を支える人材として見込まれていたが、“ギルド”の暗殺者だった使用人によって家族全員と自身を殺害される。
　同時期にゼノスに追われ消滅させられかけていた概念型RB“スカーレット”に死の世界で邂逅、同調したことで自身の死体を乗っ取られ擬似的に蘇る。
　蘇った当初は意識の主導権がスカーレットの方にあり、オーヴァードとして覚醒し、理幸としての記憶がないことを好都合とした暗殺者に誘われギルドの殺し屋として所属することになる。
　その後、殺しの技術を磨き、1人前の暗殺者となった頃、同じように家族を皆殺しにするという依頼の最中、最後に末息子を殺した事で理幸としての記憶がフラッシュバックし意識を取り返す。
　ギルドを出奔した理幸は追跡を逃れるため、顔を変え、名前を“リコ”と呼び替え、性別まで偽装し市井に紛れることになる。

・現在
　ギルドを抜けた現在はフリーランスの“解決屋”として一般の荒事やレネゲイド事件へ関わりを見せている。
　スカーレットは現在はリコの意思で押さえつけてはいるが、隙きを見て意識を乗っ取るつもりであり寄生型RBとしては体との相性が悪い。
　加えて、自身がギルドから追われていることに加えて、スカーレットもゼノスから追われている。

・能力
　元の身体が死体であるため痛覚がなくリミッターを無視した運動能力がある。
　それに加えて、スカーレットの能力で相手の殺気を視覚的に"視"ることができるため驚異的な生存能力を誇る。
　反面、武器は非殺傷性の物を好んで使っており、自身から生える彼岸花を精錬した専用の赤い非殺傷弾を使って制圧を目的とした戦闘方法を好む。
　人間のように振る舞ってはいるが、リコとしては死体であり本質は“スカーレット”としてのRB。そのため、レネゲイドの興奮が高まると“スカーレット”としての性質が強くなり、体から彼岸花が生えるなど、人間とは違う異質性が顕になる。

セッション履歴