世界の守り手、UGN内に数ある部署の一つに所属する乙女、イレギュラーの力をもつ星辰の6番目。

10年ほど前にFH実験施設からUGNに保護されたが完全に覚醒を果たし充分レネゲイドの制御も覚えていた為
チルドレン達と情緒教育を施され数年後にエージェント入りを果たした。
その後雑に同実験施設で一纏めにされた部署に（完全に事後承諾だったが）所属。
本来の居城たる支部との二束わらじで業務を行う。

表身分は高校生。君は表の『日常』に触れる時間短かったからね！
ということで学生としての領分大き目、ほぼ経歴チルドレンにしては普通の少女らしさも強い。
恋に浮かれ、いつかできるだろう恋人に想いを馳せ用意をし、日々乙女前進中。それが月奏である。
『星辰の子』の寮で共同生活しつつ、今は楽しい未来を望みそして見ている。

最近の悩みは身体があまり成長せずまな板ロリのままであることと、
過去受けた右目のダメージから其方だけ見えていないままであること。

身長143㎝　大体米袋1つ分。伸ばしポニテにした彩度高い紫の髪にピンクの左目とくすんだ白の右目。
幼顔且つ、年齢に反して発育の止まった小柄。普段の若干能天気な身振りも相まって小学生に間違われることが多々あり。
それなりに気にはしているらしく、その話題に触れられると実力行使も辞さないレベルで怒り狂う。
普段着はゴスロリ系ワンピに黒のニーソ、茶のローファ装備。
また、三日月のヘアピンと水色のストールも標準であり、衣装が違えどこれだけは絶対に外さない。

小さな頃に憧れた、天真爛漫なお姫様のようになりたいと振舞っている普通寄りの異常性を持つ少女。
自分は美少女であると、可憐であると信じて疑わないポジティブさと傲慢さが強い。

UGN歴もオーヴァード歴もかなり長いので触れた事件は少し多め。
時折ドライな思考と幼さゆえの残酷さを発揮するものの、最近は情に絆される一面の方が多くなってきた。
触れたなら、終わてしまう前に全力を尽くし、誰かの為に力を振うことのできる乙女でありたい
それがエージェントとして、1人の人間として月奏が掲げる自分の突き通したい意地である。

因みに身の手入れとかは結構こだわるものの、本人の気質は雑そのもの。
それ以外は結構行き当たりばったりだったり、抜けていることの方が多い。
また、結構スイーツ脳なのだが...そっち系の経験が欠片も足りていない
なので割とそういうことされると悶えるし、ちょろい部分が目立つ。

通常のモルフェウスとは何かが違う変異を宿した
創り壊すことを得意とするオーヴァード。
砂で作った武装を照準器兼魔法の杖と仮定し、それによる数と圧倒的な光の熱量での掃射を得意とする。
普段は大型拳銃型の杖をぶん回して魔法少女よろしく光弾で攻撃。
能力を全開放した際は複数の分身、残像を生成。四方から暗黒の一撃を放つ。

変異種：モルフェウスとしての力は単純に一つ。
大気中の物質から自身の分身を生成できること。
これによって多方向から大多数を殲滅する攻撃を放つことに成功している。

・所属部署
大体同施設出身の問題児どもを雑にまとめて行動を分かりやすくするために作られた窓際部署。
基本扱われ方が雑用なので、人手の貸しとか他の部署の手伝いとかが圧倒的に多い。
それなりになんか特殊な子供達の集まり。

・スイーツ脳ってどういうこと？
良く言えば恋に本気、悪く言えば色ボケ。
オーヴァードと言えど人の子であり少女。クラスメイトや同業同年代がなんか彼氏彼女できたって話をよく聞き
恋バナを振られ悔しかったり羨ましかったりした結果こうなった。
自分に一途でずっと抱き着いていても怒らない、甘やかしてくれる人がいい...とのこと。

・今の名前
偽名。本名はあるものの、それを名乗るのは思い出したくないこと意識しなきゃならないから嫌なんだとか。

本名：因幡　詠(いなば　よみ)

ありふれた一般家庭生まれの、ただただ普通だった筈の少女。
友達なんてほとんどいなくて、両親からもネグレクトを受けていたが実姉とその友人、その家族という味方はちゃんと存在していた。
かなり酷い扱いを受けていても、それでも小さな笑顔があって...とても、楽しかった時間。

だが、三人で遊園地へと遊びに行った際あるジャームにより起こされたバス事故に巻き込まれてしまう。
全員なんとか生還するも、事故の際その友人が詠を庇い重症。
命に別状はなかったが記憶を失うという事態に陥いる。

遊園地に行きたいと、そういうお願いをしたのは詠だったからだろうか。
今までの想い出を失った家族達からまでも心無い言葉をかけられるようになり、実姉だけでは心を保てなくなってしまい。
そうしてほぼほぼ空洞な心でただ生きているだけの所をFHに捕獲されることになる。

そのまま、あるFHセル傘下の施設にて多くの実験を施され戦闘を行わされて来た。
ただでさえ元から壊れていた心はこのせいで更に修復不可一歩手前まで行ったものの、現『星辰の子』達の尽力の元何とか持ち直し、共に施設を破壊し尽くして脱出を成功させた。

そのような経緯の為、素の部分は少しだけスレている。まあ恋愛ぽんこつなのは変わらない為大体強気で来られるとバグる