容姿・経歴・その他メモ

FHの研究施設にて、多数の実験体の犠牲の上作り出された存在。
素体は人間ではあるが、その実態は半レネゲイドビーイングと言っていい存在である。
性根は優しい少女だったはずだが、壮絶な実験の数々によって精神は擦り減り、自身の目的のためであれば淡々と能力を行使できてしまうようになった。
自分の平穏を脅かす存在には容赦はしない。
だが、他者が平穏を望む気持ちも理解はできるため、無差別な殺戮行為はあまり好まない。





熾天使（Śĕrāp̄îm）は『イザヤ書』に記される最高位階の天使を表す。
しかし、その書内では、「蛇」の意味でこの語を用いている個所もある。

彼女の力は、敵対する者からすらも美しいと、まるで天使の様だと形容される。
しかし、彼女の光は救いを齎さない。ただ、彼女と彼女の”居場所”を護るための力として振るわれる。


過去の話
”マスタークラスの要件を満たす実験体”を作りたいという研究者の欲望のためだけに作られた存在であるため、生み出された後は製作者に廃棄され、その後はＦＨ内の複数の人間の手に渡ってきた。
過去の所有者からの扱いは、およそ人間らしいものではなかった。
しかし、彼女にとってそれは当たり前の事であり、自身が消費されることに対する疑問を持たない。

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