容姿・経歴・その他メモ

赤みがかった白髪、赤色の眼、そして小さな子供と大差ない体躯をした古代種のレネゲイドウィルスに感染したオーヴァード。
一人称がいまいち安定しておらず、「わらわ」「アタシ」「私」と色々出てくるが、本人曰く記憶してることが多いからとの事らしい。性格は極めて温厚で、特に少年少女に対しては優しく接している姿を多数目撃されている

語られない記憶として、彼女は大正時代から生き続けている。そのため彼女は多種多様な物事を経験している。
時代が揺れ動くその瞬間をおのれの眼と耳で見聞きし続けた彼女は、古代種ゆえに感じる孤独感を埋めるために数多くの組織に所属してきており、歴史にほんの少しだけ二つ名が乗ることもあったという。
「鮮血皇」「快楽殺人鬼」「血濡れの少女兵」等、どれもこれも本人としては気にしてないがあまり聞こえのいい二つ名はなかったが、ある時彼女の見た目が変わらないことに気づいた一人の少年にその訳を気まぐれで話した。戦争の真っただ中であったが、知った顔が無数に死んでいくことにつかれた彼女はしゃべってしまった。
しかし、少年は彼女を化け物と罵ったりはしなかった。たった16年生きただけの子供は、彼女の寂しさを埋めようとその小さな体を抱きしめ、子供の用に泣きじゃくる小さな少女を慰め続けた。
そうして優しくしてくれた少年は戦争を生き抜き、彼女と共に生きることを選んだ。名一杯の信愛をもって共に生きた一人の男は、おのれの生涯を終えるその日"名もなき一人の少女"に「赫祇　寧華」という名前と、慰霊碑をかばい戦う彼女の姿を見て思いついた「墓城の戦主」の二つ名を彼女に渡した。ありったけの想いと共に。

以降彼女はその時代時代に名を変えることをやめ、「赫祇　寧華」を名乗り続け、二つ名の意味を裏切らないため、"去りし者たちの眠りを妨げる者を打ち払い続ける"と霊園を拠点として動き、唯一自分に愛を告げてくれた者の墓を今も守り続けている。

ちなみにUGNに現在所属はしているが、基本全員に対して態度が変わらず緩く、たまに突っ込まれている。所属した理由を聞かれた時には決まって「気まぐれじゃよ～」と返している。

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