容姿・経歴・その他メモ

アル中の父親に虐待されながら育った。父親が捕まって（飲酒運転・轢き逃げ・被害者死亡）からは遠くに引っ越し、母親と二人で以前よりは穏やかに暮らした。
18歳でその母親が亡くなってからは、就職して会社勤めをしていた。
20代後半で結婚し、可愛い娘も生まれ、しばらく幸せに暮らしていた。が、30代後半の時、妻子を何者かに殺された。おおよそ人間の仕業とは思えない状態の遺体だった。
謎の多い事件だったため、捜査は難航。自らでも犯人を捜す日々に。そのままの流れで探偵になった。

大庭薫という名前のせいで子供のころは散々揶揄われた。女の子みたいだとか、おばちゃんだとか、大馬鹿おるだとか。が、その名前のお陰で妻と仲良くなり、結婚するまで至った。
妻の名前も薫。ただし、読みはかおり。プロポーズは「お前も変な名前になっちまうが、いいか？」だった。妻は笑って「これからはお揃いね」と受けてくれた。

実は妻と娘もオーヴァードだったが、彼は知らない。妻はソラリス、娘はキュマイラ。ソラリスの妻は鼻がよくきき、香りから彼の感情を察することができていた。なのでタバコを嫌がった。娘も鼻がいいため、タバコなど匂いの強いものを嫌がった。
二人を殺したのはオーヴァード。娘が攫われかけて、妻が抵抗し、二人とも殺された。

苦労人のため、くたびれて哀愁の漂う雰囲気ではあるが、鍛えているのでスタイルはいい。飄々として掴みどころがなく、胡散臭いと言われることもしばしば。酒はトラウマがあるので飲まない。タバコはそこそこ。娘が生まれてからは禁煙していたが、二人が亡くなってからまた吸うようになった。無意識に、禁煙しろと妻が叱りに来るのを期待している。

イメージCVは中井和哉さん

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