容姿・経歴・その他メモ

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【概要】
・腕力もなく、すぐ弱音を吐き、コミュ力がない（一人で喋ることは余裕）。9科目のテストで8科目赤点。
　だが、残り1科目が強すぎて採用されるタイプ。ただ際立って鋭い感覚とハッキングの技術だけでFHチルドレン時代を生き抜き、利用価値を見出されていた少女。
・FHを辞めた後、泥棒としてもテロリストとしても一流だったため各地で活動していたが、あるとき掴まった。潜入能力が見込まれ、デバッガーズに配属される。

【設定】
　ある時はSNSの有名投稿者、ある時は何でも相手にするハッカー、そしてある時はUGN本部エージェント。表の顔は無職。
　孤児だったところ、FHに拉致されて実験体となる。他の実験体が順調にFHの思想に染まる中、団扇は染まれなかった。とにかく現状が苦しいという思いはあったが、それが改革の意志には繋がらない。また、怒られるのは嫌いなのだが人付き合いが苦手すぎて怒られてしまうので、団扇はますますFHが嫌いになった。

　基本的に任務達成率が低かった団扇。
　学校への潜入任務。数日で不登校になり任務失敗。
　FHエージェントの破壊工作補佐。エージェントとの打ち合わせができず任務失敗。
　新規覚醒者へのアプローチ。話しかけることができず任務失敗。
　一般人の覚醒任務。解き放つためのジャームに殴られて気絶。任務終了時まで昏倒。任務失敗。
　…………
　UGN支部に電子的侵入しバックドアを仕掛ける。成功。
　UGN研究施設に侵入し、遺産『瑠璃火焚き』を奪取する。成功。

　ごく一部の任務においてのみ達成できた。が、真に団扇が注目され始めたのはその生存性だ。
　任務達成率が高いチルドレンでも、たった一度の失敗で命を落として来た。未帰還となることも多かった。そんな中、失敗率80%にも関わらず絶対に帰還してきた。
　
　その後、元々好きではなかったFHが更に嫌になって脱走。
　なけなしの金で買ったPCと、FH時代に任務の過程で契約したスマホ。まだ小学生だった彼女は（別に社会人だったとしても、社会に出ることはできなかっただろうが）何とか顔を出さずにお金を稼ぎたかった。
　ハッキングをする傍ら、SNSも始めてみた。企業とコラボすればお金を稼げると聞いたからだ。
　残念なことに団扇はバカでネットリテラシーが薄かった。
　日常ツイの場所とハッキング・物理的侵入の被害地が常に一致していることに気付いたUGN。まさかとは思いつつ投稿を基に現地待機すると、本当に捕まえられてしまった。
　戦闘能力は殆どないものの、ハッキング能力と生存能力は図抜けている。故に、UGNは彼女を獄中から出す代わりに協力者になるように取引した。

　その後、団扇はデバッガーズに入隊することとなる。


【能力】
『脆弱点』
〇団扇に何らかの攻撃を加えた場合、それらのダメージは自動的に体内を反射し、団扇の足の小指に集中する。ほとんどのダメージに於いてこの法則は適用され、逆にそれ以外の部位には殆ど傷一つつかない。伝わるか分からないが、ジョジョの『20th センチュリーボーイ』のダメージを地面に流さないバージョン。
〇逆に、『脆弱点』がない場合には衝撃を流す先がないため能力が発揮されない。自己治癒ができなくなればこの能力は終了する。
●悪影響なんかも指に移せる。暑さ寒さ、病気等。この関係で、団扇は快適な気温以外の暑さ・寒さを感じない。足の指がとにかく痛むので普通に服を着るが、本来は服を着る・鎧を纏うなどの行為すら不要のナチュラルボーンタフネスである。

☆団扇の強烈な我が現れた能力。わざと壊れやすい部分を作り、そこを壊して本当に守りたい部分を護る。発想の原点はヤクザのエンコだと思われる。つまり、「こんなに痛い思いをしているのだから許してくれ」ということだ。
☆この『脆弱点』は精神に左右される。
　発現当初はダメージを別の場所に割り振れるだけで、無能扱いされていた。
　自我が発達して自己愛が強くなると共に『傷つきたくない部分』が増え、今の能力に変化した。
☆オーヴァード的に言えば、リザレクトで回復するべき部分が『指』だけなので極めて負担が少ない。
　レネゲイドでの自己治癒が鈍化すると能力は停止。すると、他の部分は痛みへの耐性が絶無なため、すぐに気絶してしまう。

【コードネームの由来】
『フラクチャーウィークネス』：
・破壊に対する耐性を表す『破壊靭性』の英訳がフラクチャータフネス。団扇は逆に、脆弱性があるポイントが破壊耐性絶無なので、『破壊脆性』。

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