容姿・経歴・その他メモ

自称、どこにでもいる地味子さん。(実際そんなでもない)

短大卒業までは本当に、地味な目立たない少女だった。
周囲と唯一違っていたのは、人知れず戦う異能者たち───オーヴァードの存在に、朧げながら気がついていたこと。

彼女の両親はUGNの登録オーヴァードだった。
彼らが娘にその話をしたことはなかったが、彼女はなんとなく勘づいていて、
知らないふりをしたまま、密かに“彼ら”の世界を想像して楽しんでいた。

彼女が成人する少し前、両親が亡くなった。
(彼女の想像では、先にジャーム堕ちした母親を父親が手にかけ、
ほどなく父親も堕ちて処理されたのだろうと思っている)
間もなく短大を卒業した彼女は、両親の遺した財産で世界を巡った。
両親が最期まで“彼ら”の世界について伝えなかった以上、自分は表の住人として生きるべきなのか、
それで自分は満足できるのか、判断するために。

彼女の出した答えは“No”だった。
UGNの門戸を叩いた彼女は実験に志願し、オーヴァードに覚醒。
情報収集能力を買われ、現在は日本支部の情報部に所属している。

好奇心の強い、気さくでフレンドリーなお姉さん。
前線の支部のヘルプに入るのは今回が初めてで、実戦にあたるオーヴァードたちに会えるのを、密かに楽しみにしている。

※能力について
肉体(エグザイル)と空間(バロール)の神経リンク。
空間そのものを自身の感覚器としてものを見聞きしたり(※《壁に耳あり》《偏差把握》ほか)、空間そのものを自身の肉体のように操ったり(※《インビジブルハンド》《無機なる四肢》ほか)できる。
要は超優秀なストーキング能力。故のコードネーム“何処にでも居る(出没する)”。

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