容姿・経歴・その他メモ

経歴　

ネットカフェ＆マンガ喫茶"シルフクラブ"を経営している店長……兼それをカヴァーとするUGN支部長。
UGN支部長の中でもそれなりに若いほうで、日本副支部長ローザ・バスカヴィルの推薦で支部長の座につくことになった。
元はUGNの改革派に属する研究施設から生み出したデザイナーズチルドレンのひとりで、かつて亡くなった強力なオーヴァードを蘇らせるための計画の産物であった。
計画は非人道的行為のために発覚されたあともれなく凍結され、施設はとある中立派議員によって接収された。
彼女はそこで発見した実験体のひとりで、接収の同時に保護され、チルドレンとして育ちあげた。

性格　

人前では愛想笑い、元気よく振る舞う。ネカフェの客にも店員にも世話焼きで、支部に所属する学生のイリーガルはよく彼女の店でバイトしているという口実を使っている。
負けず嫌い、打たれ強く、支部長になってからいくたび苦境に陥ることはあったが、何度も立ち上がる不屈の闘志を以って立て直している。
……というのは彼女の表の性質。
本心を言えば、支部長の義務も責任も、押し付けられた"オリジナル"の使命も鬱陶しいと思っている。
「そんなに期待に応えられない」「本当に私でなくちゃダメ？」「はぁ…気分が重い…」
そうした負の感情を抱いているわけだが、責任を拒否することで空気を悪くにしたくないので、結局仕方なく「分かりました、がんばります」ってやっている。
「どうせ私なんか…」のような弱音の通り自己評価は低いが、負けず嫌いの一面もあるからか、敵愾心が刺激されると途端パフォーマンスが激上がる。
数少ない彼女のこの一面を知るエージェント曰く「鬱憤溜まっている人ほど爆発した時は強い」と評している。

能力　

ブラックドックのピュアブリード。身体の一部をサイボーグ化しており、特に手足の神経を用いた神経接続によるマシン操作が得意で、UGNラボからは彼女専用の諜報戦用装甲車を支給されている。
搭乗し、車内に搭載した様々な電子戦用機械に接続すると、彼女は電子の世界に自在に踊る"妖精"となる。
その影響か、時に自分の手足を車そのものに認識しがちで、本人曰く「責任とか義務とか、それを考えずに電子の世界に浸む時が一番自分らしい」と言っていたとか、なんとか。

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