容姿・経歴・その他メモ

外見：全身を見て「黒」という印象以外が抱きにくい少年。
RCをしようとすると異形の痕が発動する。頭には赤く、今も燃えている様に脈打つ。耳があった場所には三本の細長い花弁の様なものが現れる。眼球の白は黒に、黒は赤になり、最後に四肢は真っ黒に染まる。

言動：やぁ、が口癖でいつも同じ仮面の様な張り付いた笑顔とこの口癖と共に現れる。
笑顔のまま平気で毒を吐き他人を見下している。感情を表に出す事は少ない。チョコを食べている時は穏やかになる。

経歴：純粋な実験体にして兄弟姉妹全員を暴走で殺し、その罪を実験の責任者へと責任転嫁し殺すために生きている。
本人としては兄姉達の敵を取る。と言っているが敵も何も殺したのは13自身である。
自身と外套について詳しくないのと、調べていればいつか実験の責任者へ出会えるかもしれないという思いから遺産の研究を主な仕事にしている。
PCの扱いは7姉と11兄に教わった。
兄弟姉妹たちとの思い出を神聖視していて、それ以外の人達に対して異様に冷たく人間嫌いですらある。
好きな物はチョコレート　　嫌いな物はキノコ類、ピーマン、貝、海老
頭を触られることを異様に嫌がる。
余談だが兄弟の中で一番レネゲイドコントロールは上手だった。


その他：
生まれた時から施設にて育てられた純粋な実験体。教育の時間として毎日3時間ずつは一般教養、レネゲイドコントロールと自己啓発の時間があった。
そこに居た自身を含めた13人の血の繋がりのないけれど、本当の兄弟姉妹の末っ子だった。
リーダシップでいつも全員を纏めていた1兄、落ち込んだ子を励ましたりしていた2姉、食いしん坊だけれどいつも優しかった3兄、意地っ張りで傲慢だけど全面的に弱かった4兄、運動神経が良くって喧嘩に強かった5姉、5姉と張り合う様にトレーニングをしていた6兄一番頭が良くって公平って言葉が好きだった7姉、高飛車で4兄といつも言い合いをして泣かせていた8姉、いつも少し暗い隅っこで貰った絵本ばかり読んでいた9姉、1兄の真似ばかりしていたけれど泣き虫で甘えたがりの10姉、いたずら好きでいたずら上手な兄さん姉さん達が手に負えなかった曲者11兄、ただただ無口でじっと兄弟姉妹を見ていて、話しかけたら逃げていく12姉
外には一切出れなかったけれど。こんな兄姉達と一緒に入れただけで楽しかった。
13が9歳になるまであと1日で誕生日が楽しみで、それ以外いつも通りの楽しい日々・・・その日々は突然に消えた。
いつもの教育の時間の最後に、ちょっとした外套を1人ずつ纏うだけの作業だった。兄姉達が終わって、俺がそれを羽織った瞬間に、俺の意識が消えて。意識が戻ってきたときには。
ただただ、ただただただただただ破壊されつくし、真っ赤に染まって、燃え尽きて、砕けて、何かに食い千切られたような、兄弟姉妹たちの死体と、研究者たちの死体と、血で砕けた場所まで綺麗な赤にペイントされた壁と、臓物が幼稚園児の落書きの様に赤く染まって元の色が分からない輪飾りと一緒にまき散らされてる部屋と、研究データが残っていた。

その研究データにはレガシー「蛇王の外套」のデータと。蛇王の外套を使ったプロジェクト:インフィニティコードの進展の仕方についてが載っていた。
まぁ全て13が一発目の段階で壊してしまったみたいだが。
元々理論上の成功率は30％を切っていた。結果を出せずにいた研究員達が研究を打ち切るという宣告から焦った結果は、全てが灰燼に帰した。
この実験を行わせた存在を憎んでいる。

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