“永劫回帰の輪”道園 碧
プレイヤー:檸檬茶
「青春は高校生の本分でしょ?」
- 年齢
- 28
- 性別
- 女
- 星座
- 獅子座
- 身長
- 159cm
- 体重
- 52kg
- 血液型
- B型
- ワークス
- 教師
- カヴァー
- 教師
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- ノイマン
- ウロボロス
- オプショナル
- サラマンダー
- HP最大値
- 31
- 常備化ポイント
- +30=34
- 財産ポイント
- 3
- 行動値
- +6=17
- 戦闘移動
- 22
- 全力移動
- 44
経験点
- 消費
- +200
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 碧が中学生の頃に母親が殺人の罪で逮捕・起訴された。のちの裁判で母親が起訴内容を全面的に認め、無期刑が確定した。 | |
---|---|---|
犯罪者の子 | ||
経験 | 中学生のころから母親が犯罪者であることを理由に虐められていた。その虐めは高校に入ってからも続いた。 | |
屈辱 | ||
邂逅 | 所属していた FH セルが UGN によって壊滅された際、FH エージェントで唯一ジャーム化していなかったことを理由に保護された。 | |
恩人 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 度重なる虐めに耐え切れず、目覚めた能力を怒りのまま力任せに振り抜いた。 |
憤怒 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | 若者の青春を脅かそうとしている者を見ていると、教育という名目で虐げたくなる。 |
加虐 | 15 | |
その他の修正 | 8 | 《ブラックマーケット》・裏資産・適合体 |
侵蝕率基本値 | 40 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 9 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 3+2 | シンドローム | 1+0 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 3 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 4 | 射撃 | RC | 交渉 | 1 | ||
回避 | 知覚 | 意志 | 調達 | 1 | |||
運転:四輪 | 2 | 知識:物理学 | 2 | 情報:噂話 | 2 | ||
情報:裏社会 | 2 | ||||||
情報:学問 | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 奇跡の血 | ― | 3 つのシンドロームからエフェクトを組み合わせた判定の侵蝕上昇を -4 する。 | ||||
虐めの主犯格 | 久枝 真衣 | 感服 | / | 憎悪 | BL | ||
恩人 | 霧谷 雄吾 | 尊敬 | / | 劣等感 | PU | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト : ノイマン | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
クリティカル値を -Lv (下限値 7) する。 | |||||||||
クイックモーション | 2 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
マイナーアクションで行える行動を 1 つ行う。シーン中 Lv 回まで使用可。 | |||||||||
コントロールソート〈白兵〉 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
【精神】で判定を行う。 | |||||||||
ブラックマーケット | 2 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
常備化ポイントを +[Lv×10] する。レベルアップなし。基本侵蝕値を +2 する。 | |||||||||
氷の回廊 | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
飛行状態で戦闘移動を行う。移動距離を +[Lv×2] する。 | |||||||||
炎の刃 | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
攻撃力を +[Lv×2] する。 | |||||||||
原初の青 : シャインブレード | 9 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
シーン中装備 or 所持している武器 1 つの攻撃力を +[Lv+2] する。 | |||||||||
原初の赤 : アタックプログラム | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 3 | ― | |
達成値を +[Lv×2] する。 | |||||||||
混色の氾濫 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | ― | 範囲(選択) | ― | 2 | ― | |
対象を範囲 (選択) に変更する。シナリオ中 Lv 回まで使用可。 | |||||||||
原初の白 : オーバーロード | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 5 | 80% | |
命中判定の直前に使用。攻撃力を +[使用している武器 1 つの攻撃力] し、武器を破壊する。 | |||||||||
代謝制御 | 0 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
持っていると思っているだけ。 | |||||||||
プロファイリング | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
ちょっとした物品情報から対象の人物像を導く。必要ならば適切な〈知識:〉で判定する。 | |||||||||
快適室温 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
シーン内の気温を快適な温度に変更する。 | |||||||||
影絵芝居 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | ― | ― | |
任意の形や大きさを持つ影を作り出す。必要ならば自身の〈RC〉と観察者の〈感覚〉で対決する。 |
コンボ
気焔瞬身
- 組み合わせ
- 《クイックモーション》《氷の回廊》《原初の青 : シャインブレード》
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
・マイナーアクションで行える行動を行う。
・飛行状態で戦闘移動を行う。移動距離を +[2+Lvボーナス×2] する。
・武器を一つ選択し、シーン中攻撃力を +[29+Lvボーナス×3] する。
シーン中 [2+Lvボーナス] 回まで使用可。
灼熱暴走
- 組み合わせ
- 《原初の白 : オーバーロード》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
80% 以上で使用可。命中判定の直前に使用する。武器の攻撃力を倍にし、武器を破壊する。
閃影乱打 - 炎天
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト : ノイマン》《コントロールソート》《炎の刃》《原初の赤 : アタックプログラム》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 10m
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 9
- 8
- 4
- 35+6
- 100%以上
- 9
- 7
- 6
- 38+8
- 9
・《混色の氾濫》を組み合わせてもよい。そうした場合、侵蝕上昇を +2 し、対象を範囲拡大に変更する。シナリオ中 [1+Lvボーナス] 回まで使用可。
閃影乱打 - 煉獄
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト : ノイマン》《コントロールソート》《炎の刃》《原初の赤 : アタックプログラム》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 10m
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 9
- 8
- 4
- 39+6
- 100%以上
- 9
- 7
- 6
- 42+8
- 9
・《混色の氾濫》を組み合わせてもよい。そうした場合、侵蝕上昇を +2 し、対象を範囲拡大に変更する。シナリオ中 [1+Lvボーナス] 回まで使用可。
・命中判定の前に効果の使用を宣言してもよい。そうした場合、装甲無視を得て、武器を破壊する。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ワイヤーウィップ | 8 | 0 | 白兵 | 〈白兵〉 | -6 | 6 | 0 | 10m | |
ワイヤーウィップ | 8 | 0 | 白兵 | 〈白兵〉 | -6 | 6 | 0 | 10m | |
ヒートウィップ | 12 | 2 | 白兵 | 〈白兵〉 | -6 | 10 | 0 | 10m | レアアイテム 判定直前に効果の使用を宣言。装甲無視を得て武器を破壊する。 カスタマイズ ・センスエフェクト(経験点 : 2) ・ネームド(経験点 : 0) |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
噂好きの友人 | 1 | 0 | コネ | 〈情報:噂話〉 | レアアイテム 判定ダイスを +2 する。 |
情報屋 | 1 | 0 | コネ | 〈情報:裏社会〉 | レアアイテム 判定ダイスを +2 する。 |
研究者 | 1 | 0 | コネ | 〈情報:学問〉 | レアアイテム 判定ダイスを +2 する。 |
ウィンドスカーフ | 0 | 10 | 一般 | ― | 【行動値】を +3 する。 |
裏資産 | 0 | 5 | 一般 | ― | 《ブラックマーケット》による常備化ポイントの上昇を +[Lv×10+10] に変更する。基本侵蝕値を +2 する。 |
デリバリー | 0 | 5 | エンブレム/一般 | ― | 【行動値】を +3 する。 |
ドロップアウト | 0 | 5 | エンブレム/一般 | ― | UGN 以外の組織のエンブレムアイテム 1 つを取得する。 →“濃縮体” |
適合体 | 0 | 15 | エンブレム/一般 | ― | 最大 Lv が 10 であるエフェクトのレベルを倍にする。基本侵蝕値を +4 する。 →《原初の青 : シャインブレード》 |
濃縮体 | 0 | 15 | エンブレム/一般 | ― | 最大 Lv が 10 であるエフェクトのレベルを倍にする。 →《原初の青 : シャインブレード》 |
ストロング缶 | 0 | 0 | 使い捨て | ― | |
ストロング缶 | 0 | 0 | 使い捨て | ― | |
ストロング缶 | 0 | 0 | 使い捨て | ― |
コンストラクション作成
能力値フリーポイント | 技能フリーポイント | 作成時任意エフェクト | エフェクトレベルフリーポイント |
---|---|---|---|
3/3 | 5/5 | 4/4個 | 2/2 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 2 | 141 | 57 | 0 | 200 | 0/200 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
キャラクター概要
N 市公立高校に勤務する若手教諭で、PC たちの担任。科目は物理、部活動は卓球部を担当している。生徒たちとの距離が比較的近く、勉強や部活動だけでなく、体育祭や文化祭など各種イベントでも精力的に活動している。ノリの良さゆえか先生や生徒からの評判は高く、学校ではそこそこ名を馳せる有名人。碧の活発さに惹かれる生徒も多く、年齢が近いからか何名かから告白を受けたことも。今の今まで断り続けているが、いまだ独身である模様。実は依存症レベルの酒好き。
かつて FH に帰属していただけあり、UGN N 市支部での戦力は随一。そのため N 市で頻発する FH セルの壊滅任務に度々駆り出される。オーヴァードの中でも珍しく、碧は戦闘時に 5 種類のシンドロームを器用に操る。その卓越した技術を評して、碧の持つシンドロームに関連するワードがコードネームになっている。
性格・考え方
おおらかで寛容な性格。先生たちの中でも面倒見が良く、優秀な結果を残した生徒を褒めたり、良からぬ事象を起こした生徒を厳しく叱ったりする。如何様にも飾らぬ自然体で、碧となら会話しやすいと思う人間が多い。明るく活発なところも相俟って、学校では高い人気を博している。反面ズボラな一面があり、身の回りの整理整頓ができない。また何かを我慢することも大の苦手で、気づいたらストロング缶を握っている。素面の時は教員としての仕事に直向きな真面目な先生だが、一度酔っ払うとこれまでにないほど饒舌になる。記憶に残らないほど飲み明かし、翌日学年主任に怒られること数知れず。
現在が楽しければそれで良いと考えているが、過去にちょっとした柵がある。碧がここまで生徒たちの学校生活に身を捧げているのは、青春というものにかなりの執着があるからだ。
過去
碧が生まれる前に両親は離婚しており、家庭には母親しかいなかった。家計を支えるために母親は毎日働きに出ており、家を空ける時間が多かった。そんな中でも、母親は碧と一緒にいる時間を作り、精いっぱいの愛情を注いだ。特別な事情をひとつ抱えている以外は他所と何一つ変わらない安定した家庭、そのはずだった。シングルマザーが原因なのか、碧の母親は俗に言うママ友のコミュニティの中で度々嫌がらせを受けていた。しかし母親は、碧を心配させまいと毎日笑顔を振りまいた。母親は人間関係のいざこざを誰にも相談することができず、日に日に孤立していたのだ。
碧が中学 2 年生となったある日、母親が自宅から忽然と姿を消した。いつかは返ってくるだろうと高を括っていたその翌日、碧の母親が殺人の罪で逮捕されたとの報道を目にした。報道によれば、母親は度重なる嫌がらせに堪えかねたと容疑を認めていたようだ。母親は人を殺すような人間ではなかったはず。自分がもっと母親を気にかけていればこんなことにはならなかっただろう。碧の心の中は後悔の念で満たされていた。
碧に降りかかる災難はこれに留まらなかった。社会からは犯罪者の子のレッテルが貼られ、マスコミには飯の種にされ、学校では虐めに遭った。碧はやられたときは止めろと言い返せる性質だったが、それは却って虐めをエスカレートさせてしまった。周囲の人間は見て見ぬ振りして面白がっているだけ。担任の教師に相談しても、適当に遇うだけでまともに取り合ってくれない。そんな中で、碧は虐めっ子や何もしない傍観者への憎悪を募らせた。
とは言え、中学校を卒業すればクラスの面子は散り散りになる。そこまで耐えることができれば、奴らとも二度と顔を合わせずに済む。そんな風に自らを奮い立たせ、何とか卒業にまで漕ぎ着けることができた。これで解放される……筈だった。あろうことか、進学先の高校に虐めの主犯格が居たのだ。
虐めは高校になっても続いた。それも、その主犯格の人間が発した言葉で強い集団心理が働いたのか、虐めにはクラスの 9 割が加担した。碧はひどく絶望した。死にたくて死にたくて仕方なかった。手首を切ったり、首を吊ったり、建物の屋上から飛び降りようとしたりもした。それでも、怖くて死ねなかった。死にたくても痛いのは嫌だ。碧は毎日やり場のない苦しみを抱え続けた。そんな中で、何とか持ちこたえようとひたすらに苦しい気持ちをノートに書き綴った。特段打ち込める何かがなかった碧は、こうすることでしか憂さ晴らしはできなかったのだ。
ところが、その様子を見た虐めっ子はノートを取り上げ、内容を面白おかしく読み上げた。その瞬間、碧の中で何かが吹っ切れたような気がした。気づけば碧は懐に忍ばせていたカッターナイフを手に取っていた。恨みのままにカッターナイフを強く握りしめると、その刀身は熱を帯び、赤く輝きだした。碧が人ならざる能力に目覚めた瞬間だった。碧は手の内の刃を振り抜くと、虐めっ子の首筋に深く長く赤い筋を残した。虐めっ子はすぐに死んだ。これほどまでに人は簡単に殺せるのだと思った。どんなに努力を重ねても、奴らと離れることはできなかった。死ぬことで達成しようともしたがそれもできなかった。それならば柵を解く方法はただ一つ。自分の周囲にいる人間を片っ端から殺して回ればいい。
こうして出会ったのが FH だった。碧が高校生だった時の 3 年弱もの間、FH エージェントとして全国各地で事件を起こしてきた。人間というものに対して底のない恨みを抱いていた碧にとって、FH での活動はやりがいに満ち溢れていた。任務の成功率は優に 90% を超え、セル内では腕利きと目された。そうして時は流れ、18 歳にもなれば、碧にセルリーダーのポストが目前に迫っていた。
その刹那、またしても碧に転機が訪れる。UGN によって所属していたセルを壊滅させられたのだ。碧の必死の抵抗も虚しく、仲間の FH エージェントは全員殺害された。復讐が果たされた今、命なんてどうでもよかった碧は「どうせ自分も殺されるのだろう」と諦観を顕わにした。ところが UGN は、碧を殺すどころか保護したのだ。鑑定の結果、碧はジャーム化寸前で踏み止まっていたらしい。今まで散々悪事を働いた碧に人情を与え、保護するとの判断を下したのは、若かりし頃の霧谷雄吾だった。
碧はひどく取り乱した。自身は UGN の敵だというのに、なぜ殺さなかったのかと。雄吾が理由に挙げたのは「人とオーヴァードとの共存」という UGN の行動理念。何もオーヴァードを皆殺しにすることが目的ではないと碧に告げた。続けて雄吾は「本当はあなたは、普通の人間として普通の青春を送りたかっただけのはずだ」と述べた。もちろん碧は、出来ることならそうしたかった。しかしここまで手が血塗られては、人としての普通の人生なんて送る資格はない、ましてや青春を謳歌しようだなんて夢のまた夢、そう思っていた。それに対して雄吾はこう反論した。
「あなたがそう思っていることこそが、あなたがジャームではなく、まだ人としてやり直すことができる確固たる証拠です。あなたはまだ若い、青春を謳歌するにはまだ遅くはありません。それに、失われた青春はいつだって取り返すことができるはずです。もしあなたがそうしたいのなら、教師となって生徒たちを見守ってあげてはいかがでしょうか?」
━━その言葉が、碧が教師を目指した決定打だった。
生徒たちの青春に立ち会うことができる、それが碧が教師の仕事に見出しているやり甲斐だ。笑顔で溢れる教室を眺めていると、あたかもそこに自分がいるかのように幸せな気持ちになる。強そうで脆い彼らの日常は、誰の手によっても壊されてはならない。彼らの為にも、自分の為にも。そんな使命を背負って、今日も人ならざる力を振るう。欲望のままに暴れまわるバケモノとしてではなく、魑魅魍魎から生徒を護る“先生”として。
立ち回り
鞭のリーチを活かした遠距離白兵型。《シャインブレード》で武器を強化し、巧みな鞭捌きで強烈な打撃の嵐を敵の群衆に叩き付ける。更には範囲拡大、火力倍増、装甲無視といった多彩な切り札を併せ持つ。迫り来る敵の性質に合わせてエフェクトを組み替える柔軟な立ち回りこそが碧の強みだ。
碧は主に熱と影を操ることに長けている。武器に熱を加えて強化する、陽炎を発生させて武器を隠蔽する、温度の差を利用して身体を引き裂かんばかりの高速な打撃を与えるなど、用途は多岐に渡る。碧が内に秘める底無しの加虐衝動がその鞭に宿るとき、鞭の紐はより高温に熱せられ、白く眩く輝き出す(カスタマイズ : センスエフェクト)。熱を制しつつ、エレガントに、そしてサディスティックに振る舞うことが碧のスタイルだ。
ビルド制約
・ウロボロスを含めたトライブリードであること
・《原初の●》を 2 つ以上取得し、それぞれ異なるシンドロームからエフェクトをコピーすること
参考 BGM
「再生のエデン」
https://www.youtube.com/watch?v=3h78onM-f4k
https://www.youtube.com/watch?v=6WbtD-RhmJE
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
コンストラクション作成 | 200 |