容姿・経歴・その他メモ

「私にできる事なら、お手伝いします！」

オーヴァードアカデミア女学院に通う女の子。
幼い頃に覚醒し、暴走させた能力で両親を傷つけてしまったためにUGNエージェントであった親戚「ユーリエ・モンベラン」に引き取られた過去を持つ。
彼女をUGNチルドレンの養成施設に入れることで、それまでの"日常"から引き離すのを良く思わなかったユーリエの意向で、レネゲイドコントロールに関してなどの最低限の訓練を自宅で行いながら小学校卒業までを過ごし、中等部の始まりに合わせてアカデミアに入学した。

大人しい性格で、率先して他人のために行動する"優等生"である。その性格を見込まれてなにかとよく頼まれごとをされることが多く、特に生徒会役員のクラスメイトを手伝っていた時に知り合った生徒会長の雲雀 宏華からは週一レベルで雑用を押し付け……頼まれているほどで、一部では「生徒会名誉役員」などという大層不名誉なあだ名をつけられているとかいないとか。

彼女の振る舞いの根底には、覚醒の際に両親に投げかけられた「化け物」という言葉が呪いのように鎮座している。
「『化け物』なりに人を助けていたのなら、いつか誰かに必要としてもらえるだろうか」
そんな後ろ向きな仄暗い感情に蓋をしながら、彼女は今日もアカデミアを駆け回っている。

PS：彼女にはキュマイラシンドロームの影響で猫耳が生えている。見た目から犬耳と間違われることも多いがれっきとした猫耳である。（本人はどうでもいいと思っているので特に訂正はしない）
　　 たいそう素晴らしい手触りで友人らによくモフられているのだが、彼女にとってはオーヴァードへの覚醒という忌まわしい記憶の象徴でもあるため、面と向かって褒めるととても微妙な表情をする。

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