容姿・経歴・その他メモ

旧華族の家である小湊家に生まれるが、母の不貞の末に出来た娘という事で親戚からは常に疎まれている。
その上、蜜柑のせいで皆から攻められると母には暴力を振るわれる毎日。
親戚からの当たりの強さや母からの暴力で、幼い頃から「自分はサンドバッグにされて当然だ」という思考が刷り込まれている。

世間体の為に蜜柑の出自は隠しているため教育は正しく受けさせてもらっており、制服などの身の回りの物はきちんと揃えられている。
しかし噂というものは怖いもので、どこからかその話が漏れ、学校でいじめられるようになる。
表向きはどれだけいじめられようが幼少期からの思考がある為ヘラヘラしているが、人間の怖さを目の当たりにした蜜柑はどんどん心を閉ざし、内心では人間を信じられなくなっている。

人を信じたい気持ちが心の奥底に残っているからなのか、人に嫌われること自体が嫌なのかは定かではないが、人前では常に明るく優しい人間を演じている。

自分の居場所がどこにもない蜜柑は、本の世界にのめり込むようになる。
色んな本を読んでいく中で、「サンドバッグにされていい人間なんていない」という事を学び、「本来悪いのは母である」という事も理解した。
だが、人間そんなにすぐに変わる事は出来ない。
勉強は得意だが、自身に適応する力は薄い。その為、母からの暴力も、親戚からの酷い扱いも、学校でのいじめも、全て受け入れてしまう癖が抜けない。

履歴

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〇月×日

何処に行けば、私の居場所は見つかるんだろう。

何処に行けば、私を愛してくれる人がいるんだろう。

どうして私ばっかり。

身体の傷は無くなっても、心の傷はずっと消えない。

私が全部我慢すればいいと思ってた。

だけど、そんなのおかしいよ。

私に味方なんていない。

私は一人。

だったら、いっその事。

人間なんて信じない。


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【イメージソング】
ベノム/かいりきベア

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