ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

毒蛇(改) - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

毒蛇(改)

プレイヤー:リンセイ

年齢
性別
星座
身長
体重
血液型
ワークス
UGNチルドレンA
カヴァー
ブリード
クロスブリード
シンドローム
キュマイラ
ハヌマーン
HP最大値
31
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
3
戦闘移動
8
全力移動
16

経験点

消費
+30
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
経験
邂逅
覚醒 侵蝕値
衝動 侵蝕値
侵蝕率基本値0

能力値

肉体5 感覚1 精神1 社会2
シンドローム3+1 シンドローム0+1 シンドローム0+1 シンドローム1+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵4 射撃 RC1 交渉
回避1 知覚 意志 調達
情報:UGN2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 亜純血 クロスブリードのみ取得可能。自分が取得しているシンドロームを1つ(ハヌマーン)選択する。そのシンドロームの、「制限:ピュア」のエフェクト1つを1Lvで取得する。これには経験点は必要ない。ただし、この効果で取得したエフェクトは経験点を消費して成長できず、自分は選択しなかったシンドロームの「制限:100%」のエフェクトを取得できない。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
毒蛇 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
素手のデータを変更する。
破壊の爪 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
素手のデータを変更する。
コンセントレイト:ハヌマーン 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のC値を-Lv(下限7)する。
一閃 1 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 武器 2
全力移動を行った後に白兵攻撃を行う。(離脱は行えない。)
復讐の刃 2 オートアクション 〈白兵〉 対決 単体 至近 6
他エフェクトと組み合わせ不可。対象から自分に攻撃が行われた際、リアクションを放棄し対象に白兵香華杭を行う。その判定のC値は-Lv(下限7)され、その攻撃に対しリアクションは行えない。
スピードフォース 1 イニシアチブ 自動成功 自身 至近 4 ピュア
イニシアチブプロセスにメインプロセスを行える。自分が未行動でないと使用できない。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。
フルパワーアタック 3 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 4 80%
ラウンド中、自分が行う白兵攻撃の攻撃力を+(Lv×5)する。ただし、ラウンド中【行動値】が0になる。(他のエフェクトよりも優先される)

コンボ

《復讐の刃》

組み合わせ
《復讐の刃》(素手データ変更後)
タイミング
オートアクション
技能
白兵
難易度
自動成功
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5
8
4
18
100%以上
5
7
4
20

リアクション不可。命中でBS:邪毒5(6)を付与

《復讐の刃》

組み合わせ
《復讐の刃》(素手データ変更+《フルパワーアタック》使用後)
タイミング
オートアクション
技能
白兵
難易度
自動成功
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5
8
4
33
100%以上
5
7
4
40

リアクション不可。命中でBS:邪毒5(6)を付与

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
素手 白兵 〈白兵〉 0 18 1 至近 《破壊の爪》+《毒蛇》使用後
命中でBS:邪毒5(6)付与
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
☨特異体 20 エンブレム/一般 自分の取得していないシンドロームのエフェクト1つ(《毒蛇》)を取得する。「制限:ピュア」とエネミーエフェクトは取得できない。また、経験点を消費して取得したエフェクトを成長させることができる。(最大レベルはエフェクトに記載されたものとなる)

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 5 135 20 0 160 0/160
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

1000種類を超え、今なお増え続けているダブルクロスのエフェクト。
様々なビルドで活躍するもの、強すぎて卓を出禁になったもの、様々なエフェクトが存在する中で、使い道の分からないクソエフェクトと呼ばれるエフェクト達がいる。
ここはクソエフェクト診療所。
クソエフェクトの病状を解明しながら、何とか使い道を考える。そんな場所である。

本日の患者を紹介しよう。どうぞ。
《毒蛇》くん。
バッドシティで登場したソラリスのエフェクトだ。
早速効果を見ていこう。

《毒蛇》
最大レベル:5
タイミング:マイナーアクション
技能:- 難易度:自動成功
対象:自身 射程:至近
侵蝕値:3 制限:-
爪などから毒を打つエフェクト。
そのシーンの間、素手のデータを以下のように変更する。
この武器の攻撃が命中した場合、対象にバッドステータスの邪毒を与える。
邪毒のランクはLvとなる。

種別:白兵 技能:〈白兵〉
命中:-1 攻撃力:5
ガード値:0 射程:至近

なるほど。これは重症だな。

素手のデータ変更と邪毒の付与という2つの役割を同時にこなすことはできるのだが…。

まず第一に、そもそもソラリスと素手白兵との相性が悪いという欠点がある。
ソラリスは【肉体】の能力値が0であり、〈白兵〉の判定ダイスを確保しにくいという点において、白兵型ビルドとの相性が悪い。
また、ソラリスにおいて、〈白兵〉を指定するエフェクトは大体〈射撃〉も指定しており、【肉体】を指定するエフェクトも《アドレナリン》くらいである。
また、これらのエフェクトも素手の使用は必須ではないため、ソラリスで素手白兵アタッカーをすることに特に強みが無い状態となっている。

さらに、同じソラリス内に《流血の胞子》《猛毒の雫》と、使いやすい邪毒付与エフェクトがあることも向かい風だ。
《流血の胞子》は技能が〈RC〉のエフェクトで、「タイミング:メジャーアクション」なのでマイナーを消費しない点で《毒蛇》に勝る。また、《猛毒の雫》はソラリスのエフェクトを使って攻撃すれば邪毒を与えることができ、〈RC〉〈交渉〉など、ソラリスが得意とする技能で攻撃できる。
《毒蛇》+《アドレナリン》で判定ダイスを賄いつつ邪毒を与える…ということをしても、《絶対の恐怖》+《猛毒の雫》を使った方が判定ダイスも増やせ、射程も長く、装甲値無視もあり、おまけに《神の御言葉》の取得にもつながる…と、安定性も威力も将来性も敵わないという悲惨な現実を突きつけられるだろう。

総じて、
①そもそもソラリスと素手白兵の相性が悪い
②ソラリス内では素手白兵の強みを生かせない
③同じシンドローム内にもっと使いやすい邪毒付与エフェクトがある

と、毒にも薬にもならない性能となってしまった《毒蛇》だが、
素手のデータ変更と邪毒付与を1エフェクトで賄うことができ、ソラリス以外のシンドロームなら素手白兵の強みはいくつかあるため、何とか活用方法を考えていきたい。

素手のデータを変更するエフェクトは多く、《破壊の爪》を始めとした強さと使いやすさを両立したエフェクトも少なくない。これらが《毒蛇》の競合相手になる。と、思われていたが…
ここで基本ルールブック256ページにある「素手攻撃力変更エフェクトの組み合わせ」のルールを見てみよう。素手のデータを変更するエフェクトを複数種類同時に使用した場合、なんと各項目ごとに使用者が任意のデータを使用できるのである!

それを踏まえて登場する第一の特効薬が、《破壊の爪》である。
素手の攻撃力を+(Lv×2+8)に変更する、キュマイラの代表的エフェクトの1つだ。《毒蛇》で素手のデータを変更した場合の攻撃力は+5と物足りないものだったが、こいつと組み合わせることで《破壊の爪》の高火力を得つつ、《毒蛇》の利点である邪毒付与を両立させることができるようになった。かつて最大の敵として患者を死の淵まで追いやったエフェクトが、患者を救う特効薬になるとはなんと熱い展開ではないか。

これで火力と邪毒を得ることはできたが、現時点では《猛毒の雫》などの競合相手に対する強みをいまいち見いだせていない状況である。しかし、キュマイラを採用したことにより使えるようになった新たな特効薬がある。

第二の特効薬が《復讐の刃》である。
相手が自分に対し攻撃を行ってきた際、リアクションの代わりに白兵攻撃を行うエフェクトだ。他のエフェクトと組み合わせこそ出来ないものの、キュマイラには素手強化などエフェクト無しでも攻撃の火力を上げる方法は多い。そして、これこそが《毒蛇》の強みを引き出す最大の特性なのだ。一度《毒蛇》を使用して、素手に邪毒付与効果を付けた場合、その効果はシーン中持続する。つまり、《復讐の刃》で行う攻撃全てに邪毒付与効果が付くのだ。
《猛毒の雫》だと攻撃の度に使用せねばならず、そもそも《復讐の刃》での反撃の際にはマイナーアクションが無いため《猛毒の雫》は使用できない。だが、《毒蛇》はシーン中持続する効果であるため、これらの問題は発生しない。《猛毒の雫》との差別化が課題となっていたが、今回の状況にて邪毒付与という役割を考えた場合、《毒蛇》が《猛毒の雫》の上位互換となるという、大金星を成し遂げたのである。

ここまで《毒蛇》の強みを生かす構築を作ってきたが、一つ重大な課題がある。《毒蛇》はマイナーアクションを消費するため、できるかぎり早くメインプロセスを行いたい。しかし白兵型は行動値が低い傾向にある上、今回《フルパワーアタック》の採用により行動値が0になっている。このままでは《毒蛇》を使う頃には敵の攻撃が終わり、《復讐の刃》を使用できないという本末転倒な事態となる。しかし、この問題を簡単に解決してしまう特効薬が存在するのである。
ここで使用する最後の特効薬が《スピードフォース》+【亜純血】である。
《スピードフォース》はハヌマーンのピュアブリード専用エフェクトであり、イニシアチブプロセスにメインプロセスを行う効果を持つ。これにより、行動値に関わらずラウンド中の早い段階で《毒蛇》の使用を含めた準備を終わらせられる。本来、《スピードフォース》は今回のブリード(キュマイラ/ハヌマーン)では取得できないが、Dロイス【亜純血】の効果で《スピードフォース》を取得できるようになった。これでラウンド早々《毒蛇》などを使い、あとは飛んできた敵の攻撃に対し《復讐の刃》で高火力かつランク5の邪毒付きの反撃をお見舞いしてやろう。

総じて、
①そもそもソラリスと素手白兵の相性が悪い
②ソラリス内では素手白兵の強みを生かせない
③同じシンドローム内にもっと使いやすい邪毒付与エフェクトがある

と、一見毒にも薬にもならない性能のような《毒蛇》だが、
①キュマイラなど素手白兵と相性の良いシンドロームの採用
②《破壊の爪》の採用による「素手変更である」ことのメリットの享受
③《復讐の刃》採用により発生した、《猛毒の雫》と比べた時の優位点

によって高い実用性と独自性を持つ強力なエフェクトへと進化を遂げた。
なお今回は《毒蛇》の取得の際にUGNチルドレンのエンブレム「特異体」を使用しており、その効果で《毒蛇》を取得している。

というわけで、本日の診察は以上だ。

世の中には、治療を待ち望んでいるクソエフェクトたちが沢山存在している。
1000を超えるデータの組み合わせとプレイヤーのひらめきによって多くのエフェクトを救うため、クソエフェクト診療所は今日も患者に向き合い続けるのだ。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 30

チャットパレット