大規模なジャーム事件に巻き込まれ、家族を失う。そのまま破壊と炎に斃れる大勢の一人、だったはずだが・・・。その場に駆け付けたUGNエージェントが目撃したのは胸と頭を貫かれ倒れ伏すジャームらしきもの、今まさに逃亡しようとするFHエージェントらしき白いスーツの男。そして、その背を刃物で射殺さんとする、左目を鉄杭に貫かれた血濡れの少女。UGNエージェントに取り押さえられた少女は失神。目を覚ました時には元の少女であった、赤く染まった左目を除いて。

身寄りを無くしたこと、自身がヒトの範疇を超えた怪物となったことを表面上受け入れ、UGNに身を寄せることに合意する。その後は覚醒時に見せた獰猛さ、オーヴァードとしての知識不足、凄惨な事件による心的外傷を不安視したUGNより学園での知識、技術の修得を指示される

少なくとも表面上は明るく快活な少女、性格上特筆することがあるとすればお人好し。コンタクトレンズを落とした人と一緒にコンタクトを探し授業に遅刻したことがあるらしい。
趣味はスイーツの食べ歩きと音楽鑑賞。また、オーヴァードになる以前から運動が得意だったと本人は語る。
二つ名の由来は特徴的な赤い左目、本人はこのコードネームが嫌いらしく『できれば変えて欲しい』とのこと。戦闘時には周囲の物質から変わった外見の剣を作り出す。生み出される刃は何故か刃渡りに対して柄が非常に短く、普通に握ることすら難しい代物。直接切り結ぶのには全く向いていないため彼女は潔く投げて使っている。UGNによる事前の試験では単独でジャームを討伐できるほどの威力は無いらしいが・・・？