容姿・経歴・その他メモ

身体に刻まれたウロボロスの影でできた入れ墨を隠すために、全身に包帯を巻いてる男。

不機嫌そうな雰囲気をよく出してるが、誰かに怒りを向けているためではなく、影の入れ墨が疼いて痛いからである。

本質的には明るく良くも悪くも前向きな性格をしてる。

戦闘時は身体に刻まれたウロボロスの影の入れ墨をノイマンの分析能力で、その時の状況と相手に即した形に実体化させて襲撃させる。

まるでびっくり箱のように身体からそれらが飛び出すので、ジャック・イン・ザ・ボックスの通り名がつけられた。


元々は息吹市という住みやすい街で生活していた好青年だった。

しかし、ある時、家に謎の怪物がやってきて、オヤジとオフクロとアネキと自分を惨たらしく殺害した時に全てが変わった。

彼はその時にオーヴァードに覚醒し、怪物につけられた傷に沿ってレネゲイドが付着して入れ墨となったのだ。

目覚めたばかりの彼はその場に来たUGNの人間に救助され、世界の真実を知った。

独り身になり、世界の真実を知った彼が真っ先に思ったのが。

「……金」


家のローン、車のローン。生活費。とにかく金が必要だった。
　怪物に対する報復以前に、残された金銭面での問題を何とかしなければいけなかった。

　そのため、彼は食い扶持を稼ぐため、ローンを返済するため、力を得るため、UGNに就職して働き始めた。

　俺は復讐に対して前向きだ。そのためにも、俺自身が前を向かなきゃな、と言いながら、今日もローン返済のために働きまくる。

　今回の仕事は害虫駆除。これ、報酬どんくらいだ？

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