容姿・経歴・その他メモ

髪

赤

瞳

紫

肌

普通

CN噛まれると怒る

夢の中に何度も何度も現れる、紅い紅い九尾の狐


FHのセルリーダー。FH研究者の両親のもとに生まれ、レネゲイドに適応できる素質を持っていたことから、蟲毒のようなチルドレン同士の殺し合いで覚醒した。
しかし、一見強い力もないただのモルフェウスシンドロームな上、暴走しやすい性質が見られたため、両親から疎まれた。
5歳のころまでは暴走した際の衝動加虐のため任務の失敗、敵の取り逃しも多く、誰からも期待されることはなかった。

誰かに愛されたいという欲求が、欲望従属へとつながった。誰かに憑き従うことで例え駒の一つであっても自身の存在を必然的に肯定してもらえるのだ。彼にとっては誰にも自を認めてもらえなくなった瞬間が「死」であり、ジャーム化などに恐れは感じない。

そう割り切ってからは、皮肉なことに自分のもつ暴走しやすい性質その要因となっている夢の中の狐、輪廻の獣と意志を疎通し制御できるようになる。


それからは彼の任務遂行に失敗の文字はなく、組織内部でも上部な役割を受けもてるようになる。

FHとしての考え方はかなり割り切っており、悪、正義といった極端に二分化した考えは持たない。世がもつ自分たちに対する評価も認識している。人それぞれの価値観を否定することはないが、自分の価値観もまた絶対である。任務の遂行、FHの所属も強制することはない。だが、自分に理を与えるものに対しては相応の対価を渡す。そのため能動的に活動する者がセル内には多い。

暴走時でなければ話も通じ、理知的に見られるのだが、暴走時にはその面影はなく、自分の衝動、欲望を満たす獣となる。戦闘になれば行き過ぎた加虐心で人を殺し、自分の中に眠る獣ごと従えてくれる絶対的な存在(あい)を求めている。


輪廻の獣の力はなるべく秘匿しており、対象を殺害するという任務以外では使うことは少ない。


戦い方は自身の周りに白砂を吹かせ、敵から自分の姿を隠したところでレイピアを突き立てる。
砂に紛れるゆにして、彼の背後にはまるで影のように、幻影のように紅い狐尾が見える。その紅を受けて、刃はまるで三日月のように鈍く、紅く光る


CN由来。
主に戦い方を見た他者がつけたもの。敵から吹き出す紅い血と彼の持つ白砂が混ざり合い、桜のように舞い落ちるという。

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