容姿・経歴・その他メモ

為指 覚（さだむね さとし）。15歳男。
公立中学校に通う3年生。

【人柄】
中学生らしい背伸びした態度が目立つ。内面は年相応だが、気取ってみせようとする。
中学生らしく不治の病に罹患しているが、彼の場合は闇の側面ではなく、輝く英雄像への憧憬を抱いている。
己も英雄たらんと筋トレやら美学の研究に余念が無い。周囲の目はしっかり気にしているため、空想ノートは桐江真澄にも見せていない。
普通に常識人なので、TPOは弁えるし年長者にクソガキ化することも無い。お前マジで普通だな。
熱が入ると周りが見えなくなり、ひとしきり燃え上がった後脳内反省会を行う。


【能力・戦闘スタイル】
彼の能力は空想の具現化。胸に思い描いたイメージを象る。
心臓に重なったアイテム『夢幻の心臓』から引き抜かれるように武装が形成されていき、人の身では扱えない巨大な砲身が、彼のルーティーンとともに顕現する。二つ名通り戦艦の主砲並の大砲をかめは○波的な姿勢で構え（というより寄りかかり）、全出力を直接砲身に注ぎ撃ち放つ。
空想具現革命砲は周囲の物質を結晶化させながら天を貫き、【悪】を爆裂四散させる。まさしく弩級の威力。其は銘の通り、空想をこの現実に具現する。
すなわち、大団円を祝う号砲である。


【名前の由来】
為指は中国故事である指鹿為馬（鹿を指して馬と為す）から。馬鹿の語源であるエピソード。
覚は「覚」悟でもあり、「覚」醒でもあり、誰も知らない英雄を「覚」えているの意味もある。
名前全体で「馬鹿の一つ覚え」の意味。愚直にゴリ押す戦闘スタイルと、通るまで無理を押し通す精神性から。
名前の読みは名前付けに用いられる漢字の読み方「名のり」から採用。
さだむねは貞宗。鎌倉末期の刀工（らしい）＝モルフェウス要素。さとしは主人公っぽい響きだから（適当）。

【余談】
コンセプトは『武装錬○』。力の核は熱い心臓（ハート）。
コンセプト2は馬鹿みたいな主人公の馬鹿。つまり馬鹿。
武器も馬鹿だしビルドも馬鹿だしおよそ効率性とはかけ離れている。
しかし、主人公は愚直さで仲間と運を引き込むものである。
自PCで唯一いない射撃枠（白兵素手3、RC1、身代わり1）。
馬鹿でかい武器を使いたかった+武装錬金のイメージ＝モルフェウス＆主人公に光あれ＝エンジェルハィロゥ。
エンジェルハィロゥのエフェクトは彼を守護するもののみ採用。どこから差す光かはわからないが、それはきっと彼の背を押してくれる。

「撃ち抜け！　俺の武装錬○！」
「ヒーローは泣かない！　ヒーローは弱気にならない！　ヒーローは必ずみんなを守る！」
「んなあっ！？　み、見るなっ！　聞くなっ！　あっちいけっ！」
「うえっ、ゴリ先、じゃない大和田先生はよざーっす……」
「夏祭りはぁ！　好きなあの子と回ってこそでしょ～～～が！！！」
「俺は退かない！　俺は逃げない！　ここは無理でも通さないっ！」
「この一撃は！　大団円への号砲だ！　星の彼方までぶっ飛べ！」



【「週に2,3回あるから、実は見慣れているんです」】

覚「いいかブチ太！　俺の考えるポーズはこうだ！」
ブチ太「ワンッ」
覚「まずは両手を胸の前で合わせて、勢いよく左右に開く！　すると胸の真ん中が光り始めて、俺の魂の武装が形になっていく！」
覚「左右に開いた両手はゆっくり半回転させて上下に構える！　指は全部曲げて、顎の構えだ！」
覚「そして上下の手をもう一度胸の前で勢いよく合わせる！　そうすれば朧気に練成されていた俺の武装が光を放って顕現する！　顎の構えで武装に接続して、変身完了だ！　どうだ、ヒーローらしくばっちり決まっているだろ！」
真澄「えっと……楽しそう、だね？」
覚「ホワッ！？　Why真澄！？　み、見るなっ！　無くしてメモリ～～～！」
真澄「しりとりしてる……」
ブチ太「ワフ……」



【「きっといつか、また会おうね」】

覚「な、なあ……大丈夫か？　あんた」
梢「────ふぇ？　あたし？」
覚「お、おお。急に苦しそうにしたと思ったら、こんな道端でぼんやり立ち尽くしたからさ。具合、悪いのか？」
梢「ああ、そっか。ごめんなさい、大丈夫。よくあることなの」
覚「よくあるのか、マジか。それ、本当に平気なのか？　俺にできることあるなら、なんでも言ってくれ！　お金は……無いけど、近くの病院とかなら、負ぶっていけるぜ！」
梢「あなた……優しいのね。ふふ、大丈夫よ。あたしの分の優しさ、他の人に向けてあげて」
覚「そうはいかねえ！　俺の理想は、選り好みせずみんなを助けるんだ！　ただまあ、元気そうならなによりだな！　今日はたまたま会っただけだけどさ、また困ったことあったら遠慮無く来てくれよ！　俺は絶対、逃げないからよ！」
梢「ふふふ、おかしな人。じゃあ、また今度ね」
覚「おうっ！」
梢「──これでよし、と」
梢「走っていっちゃった。学ランかあ、お兄さんだ」
梢「すごいね、あの人。理由は無いのに、本当に誰でも助けられそうな気がする」
梢「──ダメよ。あたしを呼ぶあなた。あなたの手を取ったら、きっとあたしは恐ろしくなるもの」
梢「……でも、あの人なら。それでもなんとかしそうな気もするわ。ふふっ」
梢「その時は、きっと助けてね。約束よ、ヒーローさん」

覚「ぐわぁ～～～初対面の小学生にいきなり声かけるのはマズったよな～～～ゴリ先に知られたらまた指導室じゃんか～～～ていうかかっこつけておいて名前も言ってねえじゃんかよ～～～どこに来てくれってんだよ馬鹿野郎～～～」

履歴

『ムーンセイバーを誰も知らない』をHO1にてクリア。
相良さんには仲間意識を、あっくんには恩義を得た。アレクサと文月さんとは関わる時間が少なかったけど、チルドレンってやつになったからまた会うこともあるんだろうか。
真澄は……え？　そういうこと？　そういうことでいいん？

ｯｽｩｰ……とりあえず、ブチ太に相談しよ。

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