‘‘経歴’’

16歳の中学生。小学4年生の時、大事故でのショックをきっかけにオーヴァードに覚醒した。
その際に能力が暴走したために、1年ほどUGNの施設で入院、および経過観察をされていた。
UGNについては、入院、ヒアリング、力の説明を受けただけのため、自分たちの能力の事後処理をする組織程度の認識。
そのため、大病を患ったことで1年間休学した形で処理されており、クラスで少し浮いた存在にはなっている。
ただ、腰の低い態度で誰とでも接するため、彼を知る人からは、年齢を理由にした悪い噂はあまり聞かない。

オーヴァードに目覚めた際に、事故現場周辺を焼き尽くして以降、自分の力を善い事に使い、そのために命を賭す事が正しい事だと考えている。
自分の力があまりにも攻撃的なため、普段の態度はなるべく穏やかにしようと努め、また自分の力を振るう際はその意味を強く考えるように心がけている。

西原丈児とは前に住んでいた家が近く、小学生の時は一緒に登校していた。
見た目のせいで浮いていた彼の明るさや元気の良さを気に入っており、自分にない物を持つ子だと、子供の頃から思っている。

不破詩絵良とは学校で仲良くなる以前に、施設で保護されていた時に軽い面識がある。
しかし、本人としては子供の頃のため、どっかで会ったかもしれないというくらいのうっすらした記憶になっている。

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