容姿・経歴・その他メモ

ルーツ：（任意）アドゥムブラリ

魔術結社の中で異端の考えを持つ夫婦の間で生まれた子。
夫婦は「神話生物の生態を研究し人類に取り込めば、人類の新たな進化ができる」という異端の考えに染まり、
その研究を行っていた。千藤拓馬はその研究のために必要と設けた。

高校生までは両親が怪しい研究をしており、自分への教育や世話は最低限（大体は家政婦がやはり事務的にやっていた）、
ほぼ放任状態になったため不信が募り、悪意ありきを前提に行動してたため、粗い行動が目立つ性格となる。

一方で無自覚ながら愛情や善意に飢えていたこともあり、学生生活の日常では粗い性格ながらもやることは
やっていたため、そこそこ友人もおり、そこで向けられる善意は口では文句を言いつつも心地良いと感じ、受け取っていた。

高校生のある日、両親に呼び出された拓馬は急に眠らされ、気が付けば儀式場で磔になっており、そこで拓馬は両親から、
「自分を産んだのは、とある神話生物を受け入れる器にするため」と知らされる。儀式は完了し、『影の吸血鬼アドゥムブラリ』
が召喚され、二次元の生物でありながら、三次元にある人間を食らうことに執着するこの生物は、
提示された贄である拓馬を、人間社会に溶け込む器にするため取り込もうとした。

しかし、侵食された拓馬は、真実を語った両親に対する怒り、自分に善意を向けてくれた学校の仲間を失うことへの怒り
からアドゥムブラリの侵食に対抗し、その結果アドゥムブラリを構成したレネゲイドウイルスと感応してオーヴァードに
覚醒。更にウイルスだけでなく、取り込もうとしたアドゥムブラリすらまとめて制御することに成功する。

　制御の際に暴走に近い状態になっていたため、正気を取り戻した時には儀式場は完全に崩壊。
両親も遺体として発見したものの感慨もなかった。そこに到着したＵＧＮに自分から投降し、レネゲイドにまつわる真実を知る。

　以降、かつての自分を知る以前の仲間とは「両親の都合で離れることになった」と嘘をついて距離をとり、
ＵＧＮで勉強をした後、自立し、且つ新たな居場所を作ろうと一人暮らしをしながら大学に進学し今に至る。
そのため、基本は大学生。ＵＧＮとはイリーガルとして協力している（学業や気分で依頼を受けないこともある）

大学の勉強もレネゲイドがらみの勉強も積極的にこなすため、そこそこの知識は蓄えている。
これは、以前無知であるが故に両親に翻弄された過去の轍を踏まないために必要と感じているため。
そのため、元々の性格上、課題や教授の指摘などに文句を言うことも多いが、最終的にはちゃんと学業をこなす
日々を送っている。

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