容姿・経歴・その他メモ

「あちゃー……あたしはもう裏稼業からは足洗ったんや。あんたらに協力はせーへんのやで？」
──接触してきた鴻央会の下っ端との会話

経歴・容姿・性格など

経歴

　18歳女性。私立高校に通う高校三年生。現在は高級マンションにて一人暮らし。

　乳児の時にFHのとあるセルが関わった事件で実の家族を失う。夫婦のFHエージェントが一人遺された
彼女を拾って、自分たちの娘として育てることになる。拠って幼児期から世界の裏側の事情を知っていた。

　中学に入る頃には一人前半のハッカーとして裏社会に浸かっていた。義理の両親が家を離れていた際に
何か(あるいは誰か)と接触した事でオーヴァードとして覚醒する。(その時の事は本人も朧げな模様）

　覚醒時の経緯を知って興味を持ったセルリーダーが彼女を実験体として扱い、過酷な実験に供される。
義理の両親は不服として反対。最終的にUGNに連絡を取り、UGNがその情報を元にセルを強襲、壊滅させた。
　その際、彼女を助けて逃げようとした両親はセルリーダーに裏切り者として重傷と毒を負わせられた。
セルリーダーもUGNの制圧部隊に処理されたが、その混乱の中、彼女は両親と一緒に姿を消す。

　流れに流れて現在の居場所に落ち着いたが、両親は麻痺毒に侵され、意識はあるが重体で動けなくなり、
両親の医療費や生活資金を得る為に、裏社会の仕事を彼女が請けて生活を送っていた。
　そして二年の時が経ち、高校に入る年齢になった頃。両親は彼女に感謝しつつ相次いで息を引き取った。
遺品を整理しようとして、二人が書き遺していた日記を見つけ、二人が実の両親でない事を知ったが、
抱いている想いは全く変わることはなかった。

　全ての処理が済んだ時点でUGNに自分から投降。本人はもう自分が生きる必要も理由もない。裏の仕事を
していたのだから逮捕されて死刑でも構わないつもりだった。だが有能なオーヴァードであること、両親が
願ったのは自分が生きていくことだと説得され、UGNイリーガルとして第三の人生を送ることになる。

　更に二年を経て、現在では歴戦のUGNイリーガルとして日常と非日常を共に歩んでいる。
──今の生が彼女にとって幸せかどうか？　誰にも分からないことだ。ただ、彼女は今日も──笑っている。

容姿

　艷やかな黒髪が特徴、黒目、やや高身長。道を歩いていればすれ違う異性の半分の目は惹くだろう程度の美人。
笑顔が目立つ。が、何かを隠すための笑顔なのかも知れない。なお、関西弁なので見た目とのギャップが凄い。

性格

　基本的に明るい。総じて楽天的であるが、裏の任務は慎重に遂行する。通う高校でも人気者だがやや迷惑そう。

能力・コードネームの由来など

　UGNではブラックドッグ×ノイマンのクロスブリードと判断している。

　広範囲に電撃を撒き散らすと同時に、重火器を能力で操り自分を援護する。また自分自身が行う射撃も得意で、
不用意に近づいて来た敵には手持ちの銃を撃つ事もある。
　戦闘に関しては一流の傭兵に思える程のセンス持ち。素早く動き、操る重火器で自分を援護しつつ敵を屠る。
　また、ノイマンの能力なのか、戦闘以外でも何でもやるし、大体のことは出来てしまう。
なお、必要に応じてあらゆる物を準備するタイプなので、武器などの手配が出来ないような急な出来事には弱い。
　コードネームはラテン語の格言「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ(Si vis pacem, para bellum)」をベースに
これからは戦いの中に身を置く決意を込めて日本語訳だけ変えた物である。「長いからパラベラムでえーよ？」

特別な設定

履歴

2022.01.13　初期作成+15点(基本1&2／上級／EA／LM／UG／PE／RU／HR／RW適用)で仮作成。

セッション履歴