容姿・経歴・その他メモ

Elpidio【エルピディオ】：希望



スペインで生まれて数年で力を自覚した。
双子の妹と共に。

小さいころは二つとも同じくらい扱えていたがある時期から感情が希薄になり、
それとともに氷の力が強くなり扱いやすくなった。
というよりは炎が扱いづらくなった。

氷結が白い花のように舞い盾となり弾丸となる。
白く舞い落ちる雪の花の様相から「雪雫」と呼ばれた。

スノードロップの花言葉「希望」「慰め」「あなたの死を望みます」


ある時期から、漠然と死にたいと思うようになった。
戦って、戦って、誰かを守って、死ねるなら。
あのひとはゆるしてくれるだろうか。


英雄に憧れていた。
力があることが嬉しかった。
ロディと一緒に戦えることが楽しくて、人を守れることが嬉しくて。
誰かの助けになれることが、何より好きだった。


いつからか、怖くなった。
いつからか『英雄』と呼ばれた。
唯一無二の妹を『悪魔』と呼ぶひとたち。
同じことをしていたのに。

いつからか夢を見る。
誰かが何かを言いたそうにこちらを見て手を伸ばして。
その手はいつも届かない。
誰かを助けられない夢。
自分を見るその眼が、忘れられない。
それが誰なのかも、わからないのに。


俺は英雄なんかじゃない。
ロディに悪名を背負わせて
小さな犠牲を生み続けてる。

英雄になんて、なれるわけがなかったんだ。
それでも、戦うことをやめられない。

おれがここにいる意味が、なくなってしまうから。




すきなたべもの
コシード・マドリレーニョ



大切な言葉
でもやがて訪れる " そのとき " を少しでもよりよくするための――未知の世界を飛んでいける翼があれば
私はそれが科学だと思ってる

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